Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


5.1.8 JP1/Power Monitorのセットアップをする

自ホストを起動・終了するときのセットアップをします。次の手順でセットアップをしてください。

  1. ホストを制御するコマンドを設定する。

    電源制御装置を使用してホストを制御するコマンド,または電源制御装置を使用しないでホストを制御するコマンドを設定します。

  2. 使用プログラム名と計画終了オプションを設定する。

JP1/Power Monitorの新規インストール直後は,[電源制御装置の設定]ダイアログボックスの[自ホスト電源制御コマンド]に,電源制御装置を使用しないで自ホストをシャットダウンするバッチファイル「jpwshutdown_exec.bat」が設定されています。電源制御装置を使用する場合は,「jpwshutdown_exec.bat」の設定を解除して,目的のコマンドを設定してください。

なお,「jpwshutdown_exec.bat」のファイル内容は変更しないでください。変更する場合はバッチファイルをコピーして使用してください。

〈この項の構成〉

(1) ホストを制御するコマンドを設定する

(a) 電源制御装置を使用してホストを制御するコマンドを設定する

JP1/ServerCondictorと連携する場合,またはシュナイダーエレクトリック社製Smart-UPSと連携する場合は電源制御装置を制御するコマンドを作成する必要はありません。それ以外の電源制御装置を使って,ホストの電源をオン・オフする場合は,JP1/Power Monitorで電源制御装置を制御するコマンドを次の手順でセットアップをしてください。

電源制御装置を制御するコマンドの設定手順を次に示します。

  1. Windowsの[スタート]メニューから,[プログラム]−[JP1_Power Monitor]−[電源制御装置の設定]を選択する。

    [電源制御装置の設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 制御コマンドなどの情報を設定する。

    設定項目の詳細は,「12.2.1 [電源制御装置の設定]ダイアログボックス」を参照してください。設定内容は使用する電源制御装置で異なります。詳細は「5.3 電源制御装置を使用する場合の設定」を参照してください。

(b) 電源制御装置を使用しないでホストを制御するコマンドを設定する

コマンドの設定手順を次に示します。

  1. バッチファイルを作成する。

    バッチファイルは「15. コマンド」の「jpwshutdown」の使用例を参考に作成してください。

  2. Windowsの[スタート]メニューから,[プログラム]−[JP1_Power Monitor]−[電源制御装置の設定]を選択する。

    [電源制御装置の設定]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 制御コマンドなどの情報を設定する。

    [定義設定位置]は任意です。また,[自ホスト電源制御コマンド]で,作成したバッチファイルをフルパス名で指定します。その他の設定項目については,「12.2.1 [電源制御装置の設定]ダイアログボックス」を参照してください。

(2) 使用プログラム名と計画終了オプションを設定する

自ホストを制御するプログラム名,およびホストを計画終了する場合のオプションを設定します。設定するには,次の二つの方法があります。