2.3.1 チェックする項目
エラーチェック機能,およびエクスポート時のエラーチェックでのチェック項目とデフォルトでのチェック有無を,次の表に示します。チェック項目は,環境設定パラメーター「EXPORT-CHECK-ITEMS」および「ERROR-CHECK-ITEMS」で選択することもできます。詳細については,「3.2.1(4) エクスポート機能に関する設定」および「3.2.1(5) エラーチェック機能に関する設定」を参照してください。
チェック項目 |
デフォルトでのチェック有無 |
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エラーチェック機能 |
エクスポート時のエラーチェック |
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ユニット種別が指定されているか。 |
有効 |
有効 |
ユニット種別に対して「種別」の指定値(通常・リカバリー)は正しいか。 |
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「ユニット名」「上位ユニット完全名」に不正な文字が指定されていないか。※1, |
||
「ジョブグループ名」に指定したユニット完全名の先頭が「/」で始まっているか。 |
無効 |
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指定されたユニット種別に対して無効な定義項目が設定されていないか。※2,※3 |
||
必須指定項目が指定されているか。※4 |
||
入力制限に則して指定されているか。※5 |
||
R/3ジョブ定義情報の指定項目が正しく設定されているか。※6 |
有効 |
|
引き継ぎ情報設定ジョブの定義情報が正しく設定されているか。 |
無効 |
|
変更対象のカレンダー定義情報部で,オプションが正しく指定されているか。※7 |
有効 |
|
HTTP接続ジョブの定義情報が正しく設定されているか。※8 |
||
一括対象のユニット定義情報の階層が正しく定義されているか。 |
- 注※1
-
次の内容をチェックします。
-
「ユニット名」「上位ユニット完全名」に,JP1/AJS3 - Definition Assistantでユニット名に使用できない文字が含まれてないか。
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「ユニット名」に「/」が含まれていないか。
-
「上位ユニット完全名」の先頭が「/」で始まっているか。
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「上位ユニット完全名」の末尾に「/」が指定されていないか。
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「上位ユニット完全名」に「/」だけが指定されていないか。
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- 注※2
-
インポート実行結果で,まれにユニット種別に対して無効な定義項目「位置情報」が設定されることがあります。この現象によってチェック機能でエラーが検出された場合は,「位置情報」を削除してください。
- 注※3
-
ルートジョブネットに次の定義項目を指定しても,エラーを検出しません。
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位置情報
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先行
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接続種別
また,ネストジョブネットに次の定義項目を指定しても,エラーを検出しません。
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多重起動
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保存世代数
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打ち切り時間
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スケジューリング方式
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- 注※4
-
ユーザーによるチェック内容の設定が必要な項目です。
必須指定項目とは,エクスポート実行時に入力が必要な項目です。環境設定パラメーターで設定した値がチェック基準になります。必須指定項目をカスタマイズするためには,次の環境設定パラメーターを編集します。
-
必須指定項目
「CHECK-ITEM」
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- 注※5
-
ユーザーによるチェック内容の設定が必要な項目です。
入力制限とは,定義項目に設けられた文字制限や入力候補の制限です。環境設定パラメーターで設定した値がチェック基準になります。入力制限をカスタマイズするためには,次の環境設定パラメーターを編集します。
-
入力制限
入力制限に関する設定のパラメーター(「SELECT-EXECHOST」など)
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- 注※6
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ユーザーによるチェック内容の設定が必要な項目です。
チェック項目の詳細については,「2.7.2 R/3ジョブ定義情報部」を参照してください。
- 注※7
-
次の場合はエラーが検出されます。
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「:C」オプションを先頭行以外の行に指定している。
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「:D」オプションを先頭行以外の行に指定している。
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「:D」オプションを運用日と休業日の両方に指定している。
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- 注※8
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次の場合はエラーが検出されます。
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拡張モードが「使用する」で送信情報ファイルを指定している。
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拡張モードが未設定または「使用しない」でURLパラメーターを指定している。
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拡張モードが未設定または「使用しない」でメッセージボディを指定している。
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環境設定の詳細については,「3.1.4 環境設定」および「3.2 環境設定パラメーター」を参照してください。