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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


1.5.2 環境のカスタマイズに使用するコマンド

JP1/AJS3の環境を運用に合わせてカスタマイズするときに使用するコマンドの一覧を次の表に示します。

表1‒9 環境のカスタマイズに使用するコマンドの一覧

機能

コマンド名

Windows

UNIX

必要な実行権限

提供している製品

トレースログファイルのサイズを変更したり,参照したりする。

ajstrsetsz

Windows:

Administrators

UNIX:

スーパーユーザー

M

イベントジョブを実行する場合に,イベント・アクションエージェントプロセスが記憶する要求元マネージャーホスト名を変更する。

jpoagoec

Windows:

Administrators

UNIX:

スーパーユーザー

M,A

ジョブ実行環境のデータベースを圧縮する。

jpqdbcond

Windows:

Administrators

UNIX:

スーパーユーザー

M

JP1/AJS3 Check Managerサービス,またはJP1/AJS3 Check Agentサービスのトレースログファイルサイズを変更する。

ajschktrsetsz

Windows:

Administrators

UNIX:

スーパーユーザー

M,A

イベント・アクション制御マネージャーが保持する情報を削除する。

jpomanevreset

Windows:

Administrators

UNIX:

スーパーユーザー

M

イベント・アクション制御マネージャーの内部ログを解析し,マネージャーへのデータ送信頻度が高いエージェントと起動条件の情報を表示する。

jpomanevshow

Windows:

Administrators

UNIX:

スーパーユーザー

M

(凡例)

○:提供している。

△:Solaris版だけ提供している。

M:JP1/AJS3 - Manager

A:JP1/AJS3 - Agent

Windowsのホストで,Administrators権限が必要なコマンドを実行する場合は,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要があります。ただし,UAC機能が無効の場合は,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要はありません。