1.1.2 日常運用での基本操作
運用準備でサービスを作成したら,目的の運用手順に対応するサービスを実行します。実行したサービスは,タスクとして処理され,進捗や状況を確認できるようになります。
日常運用の基本的な操作の流れを次に示します。この例では,Submitロールを持つ「ユーザーS」とModifyロールを持つ「ユーザーM」が操作することを前提としています。
ユーザーS(Submitロール)の操作
サービスを実行します。
メールによる通知を受けて,応答待ち中,異常検出,または失敗の状態となったタスクに対応します。
応答待ち中の状態となった場合は,操作画面で必要な情報を入力します。異常検出,または失敗の状態となった場合は,状況に合わせてエラーに対応します。
必要に応じて,タスクの進捗状況や実行結果を確認します。また,指定日時実行タスクや定期実行タスクでは,必要に応じて一時停止や再開の操作を実施します。
ユーザーM(Modifyロール)の操作
定期的に,タスク一覧での監視が不要となったタスクを履歴一覧に移動します。また,不要な履歴は,履歴一覧から削除します。