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JP1 Version 11 JP1/Advanced Shell 


1.3.3 ユーザー応答機能を使用するときの処理の流れ

ユーザー応答機能を使用すると,ジョブ定義スクリプトから次のことができます。

ユーザー応答機能はJP1/IMと連携して,指定した文字列をJP1イベントとして発行します。ユーザー応答機能を使用する場合の処理の流れを次の図に示します。

図1‒8 ユーザー応答機能を使用する場合の処理の流れ

[図データ]

  1. ジョブ定義スクリプトで,文字列をコマンドに指定して実行すると,指定された文字列をJP1イベントとして発行します。

  2. 発行されたJP1イベントは,JP1/Baseによって,指定された運用管理サーバに転送されます。

  3. JP1/IM - Viewの画面に,指定された文字列が表示されます。

  4. 応答待ちイベントの場合,運用者は応答を入力できます。

    運用者から入力された応答は,ジョブ定義スクリプトで指定したシェル変数に格納されます。

詳細については,「3.8 ユーザー応答機能を使用する」を参照してください。