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JP1 Version 11 JP1/Audit Management - Manager 正規化ルール定義ガイド


5.3 メイン画面−ボタンエリア

ボタンエリアの各ボタンについて説明します。

図5‒3 メイン画面のボタンエリア

[図データ]

[リリース許可]ボタン

監査ログ収集対象プログラムの製品情報と正規化ルールの定義が終わったら,監査ログへの変換で正規化ルールを使用できるようにする(リリースする)前に,このメニューで,いったんリリースを許可します。

ただし,リリース許可ができるのは,正規化ルールの定義の状態が次の場合だけです。

  • 「編集(完了)」状態

  • 「リリース編集(完了)」状態

ツリーエリアで,正規化ルールの定義が「編集(完了)」状態または「リリース編集(完了)」状態の製品情報を選択した状態で,このボタンをクリックすると,確認のメッセージが表示されます。確認のメッセージで[はい]を選択すると,「リリース許可」状態になります。

正規化ルールの定義の状態と,その状態のときに表示される製品情報のアイコンについては,「5.4 メイン画面−ツリーエリア」を参照してください。

[リリース許可取消]ボタン

正規化ルールが定義されている製品情報のリリース許可を取り消します。

ツリーエリアで,正規化ルールの定義が「リリース許可」状態の製品情報を選択した状態で,このボタンをクリックすると,確認のメッセージが表示されます。確認のメッセージで[はい]を選択すると,「編集」状態になります。

正規化ルールの定義の状態と,その状態のときに表示される製品情報のアイコンについては,「5.4 メイン画面−ツリーエリア」を参照してください。

[リリース解除許可]ボタン

すでに監査ログへの変換で使用されている(リリースされている)製品情報のリリースを解除する場合に,このメニューで,いったんリリースの解除を許可しておく必要があります。

ただし,リリース解除許可ができるのは,正規化ルールの定義の状態が次の場合だけです。

  • 「リリース」状態

  • 「リリース編集」状態

ツリーエリアで,正規化ルールの定義が「リリース」状態,または「リリース編集」状態の製品情報を選択した状態で,このボタンをクリックすると,「リリース解除許可」状態になります。

正規化ルールの定義の状態と,その状態のときに表示される製品情報のアイコンについては,「5.4 メイン画面−ツリーエリア」を参照してください。

[リリース照会]ボタン

リリースされている定義情報を確認できます。

このボタンをクリックすると,詳細エリアが「リリース照会モード」になり,リリースされている定義情報だけが詳細エリアに表示されます。

リリースを解除しないで定義を変更したい場合,正規化ルールの定義の状態を「リリース編集」状態に切り替えることで,リリースと並行して定義情報を変更できます。ただし,定義情報の変更をしたあと,変更する前の(リリース中の)定義情報を確認できません。このような場合に,編集する前の定義情報を「リリース照会モード」で確認できます。リリース編集の詳細は,「4.2.2 「リリース」状態の正規化ルールの定義を変更する」を参照してください。

[リリース実行]ボタン

ツリーエリアの,正規化ルールの定義が「リリース許可」状態の製品情報を,一括してリリースします。また,正規化ルールの定義が「リリース解除許可」状態の製品情報を,一括してリリース解除します。

正規化ルールの定義が「リリース許可」状態の製品情報は,「リリース」状態になります。また,正規化ルールの定義の状態が「リリース解除許可」状態の製品情報は,「編集」状態になります。

正規化ルールの定義の状態と,その状態のときに表示される製品情報のアイコンについては,「5.4 メイン画面−ツリーエリア」を参照してください。