付録C 用語解説
(英字)
- Hitachi Storage Command Suite
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Hitachi Storage Command Suiteは,ストレージシステムの構築・運用・監視を支援するプログラムです。
- JP1/Base
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JP1イベントの送受信や,ユーザの管理,起動の制御などの機能を提供するプログラムです。
なお,JP1/Baseは,JP1/Audit Management - Managerの前提プログラムです。
- JP1イベント
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監査ログ収集対象プログラムで何らかの事象(ジョブの実行結果,サービスのエラーなど)が発生した時,Windowsイベントログまたはログファイルが出力されます。JP1イベントは,これらのログ出力を検知して,JP1/Baseが発行するイベントです。
(ア行)
- イベントログトラップ機能
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WindowsイベントログをJP1イベントに変換するJP1/Baseの機能です。
- インポート
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エクスポートした製品情報や正規化ルールの定義を,正規化ルールエディタに一括で定義することです。JP1/Audit Management - Managerを別ホストに移行する場合などに使用します。
インポートには,admrrimportコマンドを使用します。
定義を移行する流れについては,「4.6 定義を移行する」を参照してください。
- エクスポート
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正規化ルールエディタに定義された製品情報や正規化ルールを,まとめて一つのファイル(正規化ルール定義エクスポートファイル)にバックアップすることです。JP1/Audit Management - Managerを別ホストに移行する場合などに使用します。
エクスポートには,admrrexportコマンドを使用します。
定義を移行する流れについては,「4.6 定義を移行する」を参照してください。
(カ行)
- 監査証跡管理システム
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JP1/Audit Management - Managerを導入して構築するシステムの総称です。
内部統制に基づいて,企業内の各ITシステムが許可された権限で正しく操作が実行されているかどうかなど,企業内の内部統制が規則どおりに機能していることを証明するために必要な証跡記録を収集し,一元管理や長期間にわたる保管管理を実現します。
- 監査ログ
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内部統制の証跡記録として出力されるログのことです。「いつ」「だれが」「どこで」「何を」を示し,システムの内部統制の評価と監査に利用します。
- 監査ログ管理データベース
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監査ログを格納するデータベースです。JP1/Audit Management - Managerに組み込まれているデータベースを使用します。
- 監査ログ収集対象プログラム
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JP1/Audit Management - Managerがログ収集を行う対象のプログラムです。
- 監査ログの結果
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成功か失敗か,起動か停止かなどの,事象の結果情報です。正規化ルール定義エディタでは,「監査事象の結果」と表示されます。
- 監査ログの収集カテゴリ
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ログが出力される契機となった事象の種別です。正規化ルール定義エディタでは,「監査事象の種別」と表示されます。
- 監査ログフォーマット
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JP1/Audit Management - Managerで管理できる監査ログのフォーマットのことです。
(サ行)
- 正規化ルール
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監査ログ収集対象プログラムから収集されたJP1イベントを,JP1/Audit Management - Managerが管理できる監査ログフォーマットに変換するためのルールを定義するものです。
- 正規化ルールエディタ
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JP1/Audit Management - Managerの機能のうち,正規化ルールを定義するGUIのことです。
- 正規化ルール定義エクスポートファイル
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正規化ルールエディタに定義された製品情報や正規化ルールをエクスポートした際にできるファイルです。
JP1/Audit Management - Managerを別ホストに移行する場合などに使用します。
エクスポートには,admrrexportコマンドを使用します。
定義を移行する流れについては,「4.6 定義を移行する」を参照してください。
- 正規化ルールの定義の状態
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正規化ルールの定義が,どのような状態にあるのかを示します。
状態には,「編集」状態,「リリース許可」状態,「リリース」状態,「リリース編集」状態,および「リリース解除許可」状態があります。
なお,これらの状態は,メイン画面のツリーエリアにある製品情報のアイコンで判断できます。
- 製品情報
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正規化ルールエディタで定義する,監査ログ収集対象プログラムの情報です。Windowsイベントログを収集するのか,ログファイルとして収集するのかなどの情報を定義します。
製品情報を定義すると,監査ログへの変換で,JP1/Audit Management - Managerに登録されている正規化ルールのうち,どれを使用するかを決めるための情報になります。
(ハ行)
- 標準サポート製品
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JP1/Audit Management - Managerが正規化ルールを用意している製品です。
正規化ルールエディタを最初に起動したとき,すでにツリーエリアに表示されているHitachi Storage Command Suite,Windows 2008セキュリティログ,および活文 NAVIstaffは標準サポート製品です。これらの製品情報は,データベースのセットアップ後に自動的に「リリース」状態になっています。
なお,正規化ルールエディタに定義されていない標準サポート製品もあります。JP1/AJS3 - Manager,JP1/NETM/DMなどが該当します。標準サポート製品の一覧については,マニュアル「JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド」の前提プログラムについて説明している個所を参照してください。
- フィールド生成
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正規化ルールの定義で,JP1イベント属性および入力文字列を変換後の監査ログに埋め込むことです。
- 編集状態
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正規化ルールの定義の状態です。
製品情報,または正規化ルールを新規に定義したり,編集したり,削除したりできる状態を意味します。正規化ルールの定義が完了している状態(完了),および完了していない状態(未完了)があります。
(ラ行)
- リリース
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監査ログへの変換で正規化ルールを使用できるようにすることです。
- リリース解除許可状態
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正規化ルールの定義の状態です。
リリース中の製品情報のリリースを解除する前に,いったんリリースの解除を許可している状態を意味します。
- リリース許可
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リリースを許可することです。リリースするには,いったんリリースを許可しておく必要があります。
- リリース許可状態
-
正規化ルールの定義の状態です。
製品情報,および正規化ルールの定義が終わって,監査ログへの変換で使用してもよい状態(「リリース」状態)にする前に,いったんリリースを許可している状態を意味します。
- リリース照会モード
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メイン画面に,現在リリースされている定義内容だけが表示されている状態のことをいいます。
- リリース状態
-
正規化ルールの定義の状態です。
正規化ルールの定義が,監査ログへの変換で使用されている状態を意味します。
- リリース編集状態
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正規化ルールの定義の状態です。
「リリース」状態の定義情報を,リリースと並行して編集している状態を意味します。正規化ルールの定義が完了している状態(完了),および完了していない状態(未完了)があります。
- ログファイルトラップ機能
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アプリケーションプログラムがログファイルに出力するログをJP1イベントに変換するJP1/Baseの機能です。