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JP1 Version 11 JP1/Audit Management - Manager 正規化ルール定義ガイド


4.2.2 「リリース」状態の正規化ルールの定義を変更する

ここでは,正規化ルールが定義されている製品情報が「リリース」状態の場合に,正規化ルールを変更する手順を説明します。

  1. ツリーエリアで,定義を変更する正規化ルールを選択する。

    詳細エリアに,正規化ルールの定義内容が表示されます。

  2. 詳細エリアの[編集]ボタンをクリックする。

    [正規化ルール定義]ダイアログが表示されます。

  3. 定義内容を変更し,[OK]ボタンをクリックする。

    正規化ルール定義中にエラーがない場合は,変更した正規化ルールの定義が,詳細エリアに表示されます。ツリーエリアでは,正規化ルールを定義した製品情報のアイコンが,「リリース編集」状態に変わります。

    図4‒2 正規化ルールを定義した製品情報のアイコンが「リリース編集」状態に変わったツリーエリア

    [図データ]

    なお,正規化ルール定義の名称を変更した場合は,リリースするかどうか,確認のメッセージが表示されます。定義内容をすぐにリリースする場合は,[はい]ボタンをクリックしてください。製品情報が,「リリース」状態になります。

    あとでリリース実行をする場合は,[後でリリースする]ボタンをクリックしてください。

    正規化ルール定義中にエラーがある場合,確認メッセージが表示されます。[はい]ボタンをクリックすると,エラーがある状態で,正規化ルールを一時的に保存できます。エラーがある状態で一時的に保存した場合,製品情報のアイコンが「[図データ](「リリース編集(未完了)」状態)」に変わります。

    次回編集時に,エラーのある個所を修正してください。一度定義した正規化ルールを変更する方法については,「4.2.1 「編集」状態の正規化ルールの定義を変更する」を参照してください。

    注意事項

    正規化ルール名とWindowsイベントIDにエラーがある場合はエラーメッセージが表示され,保存できません。エラー部分を入力方法に従って修正してください。この項目の入力方法の詳細は「5.7 [正規化ルール定義]ダイアログ」を参照してください。

これで,正規化ルールの定義変更が終わりました。

このあと,リリースが必要な場合は,リリースしてください。リリースの操作については「3.2.6 正規化ルールを変換で使用できる状態にする」を参照してください。

参考

リリースされている正規化ルールの定義を変更し,手順3で[後でリリースする]を選択した場合,ツリーエリアと詳細エリアには,変更後の定義内容が表示されます。このため,現在リリースされている変更前の正規化ルールの定義内容が確認できません。例えば,正規化ルールの名称を「正規化ルール」から「正規化ルール-業務プログラムB」に変更したとき,ツリーエリアには,「正規化ルール-業務プログラムB」が表示され,元の「正規化ルール」の定義内容を表示できません。

図4‒3 正規化ルールの名称を「正規化ルール-業務プログラムB」に変更したあとのツリーエリア

[図データ]

現在リリースされている変更前の正規化ルールの定義内容を確認するには,メイン画面をリリース照会モードに変更します。リリース照会モードに変更する方法については,「4.4 現在リリースされている定義内容を確認する」を参照してください。