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COBOL2002 Professional Tool Kit 単体テスト支援ガイド


8.6.9 テストケースごとに実行環境ファイルまたは実行時環境変数を設定する

プロジェクト情報ファイルを編集して,テストケースごとに実行環境ファイルまたは実行時環境変数を設定できます。

作業の手順

  1. 次のコマンドで,プロジェクト情報ファイルを出力します。

    cbluts -TestProject -Export -OutputPath c:\work\setting.xml -Project sample.utsproj
  2. プロジェクト情報ファイルを編集します。

    コマンド実行時に,テストケースごとに実行環境ファイルまたは実行時環境変数を設定している場合

    実行環境ファイルを指定するには,RuntimeEnvironmentFile要素に実行環境ファイルのパスを,実行時環境変数を指定するには,RuntimeEnvironmentVariable要素に変数名と値を指定します。

    コマンド実行時に,テストケースごとに実行環境ファイルまたは実行時環境変数を設定していない場合

    次の内容をコピーし,プロジェクト情報ファイルの</Stub>と</CblUnitTestSupport>の間に貼り付けます。

    <TestCaseSettings>

    <TestCaseSettig testcasename="">

    <RuntimeEnvironmentFile></RuntimeEnvironmentFile>

    <RuntimeEnvironmentVariables>

    <RuntimeEnvironmentVariable name="" value="" />

    </RuntimeEnvironmentVariables>

    </TestCaseSettig>

    </TestCaseSettings>

    testcasename属性に設定対象のテストケース名を指定してください。

    実行環境ファイルを指定する場合は,RuntimeEnvironmentFile要素に実行環境ファイルのパスを,実行時環境変数を指定する場合は,RuntimeEnvironmentVariable要素に変数名と値を指定してください。

    EnableTestCaseSetting要素の値をOFFからONに変更してください。

  3. 次のコマンドで,プロジェクト情報ファイルを設定します。

    cbluts -TestProject -Import -InputPath c:\work\setting.xml -Project sample.utsproj
    注意事項

    設定対象のテストケースがテストプロジェクトにまだ存在しない場合は,CSVファイルのインポートによって,設定対象のテストケースを先に作成しておいてください。

関連項目