11.2　プロジェクト情報ファイルの構成要素

プロジェクト情報ファイルはXML形式に従います。エンコードはシフトJIS（Shift_JIS）です。

プロジェクト情報ファイルの構成要素を次に示します。インデントは階層を表します。

要素					説明
<CblUnitTestSupport>					テストプロジェクトの情報を定義する。
	<Property>				［プロパティページ］の内容を定義する。
		<ProjectName>			プロジェクト名。
		<ProgramName>			プログラム名。
		<WorkingFolder>			テストプロジェクト作業フォルダ。
		<COBOLSourceFile>			COBOLソースファイルのパス。
		<TargetProgramType>			テスト対象プログラムの種類。 次のどれかの値。 Main,System：主プログラム（-Main,System）を表す Main,V3：主プログラム（-Main,V3）を表す Sub：副プログラムを表す
		<CompilerOptions>			コンパイラオプションを定義する。
			<CompilerOption>		コンパイラオプション。
		<CompilerEnvironmentVariables>			コンパイラ環境変数を定義する。
			<CompilerEnvironmentVariable>		コンパイラ環境変数。 常に空要素。 次の属性に値を設定する。 name属性：環境変数名 value属性：環境変数の値
		<LinkFiles>			リンクするファイルを定義する。
			<LinkFile>		リンクするファイルのパス。
		<RuntimeEnvironmentFile>			実行環境ファイルのパス。
		<RuntimeEnvironmentVariables>			実行時環境変数を定義する。
			<RuntimeEnvironmentVariable>		実行時環境変数。 常に空要素。 次の属性に値を設定する。 name属性：環境変数名 value属性：環境変数の値
		<EnableTestCaseSetting>			テストケースごとに実行環境ファイルまたは実行時環境変数を設定しているかどうか。 次のどちらかの値。 ON：有効 OFF：無効
	<Stub>				［スタブ設定ページ］の内容を定義する。
		<ConstantNames>			CALL定数で呼び出す副プログラム名を定義する。
			<ConstantName>		CALL定数で呼び出す副プログラム名。 常に空要素。 次の属性に値を設定する。 name属性：副プログラム名 value属性：ON，OFFまたは空文字
		<IdentNames>			CALL一意名で呼び出す副プログラム名を定義する。
			<IdentName>		CALL一意名で呼び出す副プログラム名。
		<FileNames>			入出力するファイル名に対して，ダミーのファイルを作成するか否かを定義する。
			<FileName>		入出力するファイル名。 常に空要素。 次の属性に値を設定する。 name属性：ファイル名 value属性：ON，OFFまたは空文字
	<TestCaseSettings>				テスト環境の設定ページの内容を定義する。
		<TestCaseSetting>			テストケースごとの設定を定義する。 次の属性に値を設定する。 testcasename属性：テストケース名
			<RuntimeEnvironmentFile>		テストケースの実行環境ファイルのパス。
			<RuntimeEnvironmentVariables>		テストケースの実行時環境変数を定義する。
				<RuntimeEnvironmentVariable>	テストケースの実行時環境変数。 次の属性に値を設定する。 name属性：実行時環境変数名 value属性：任意の文字列，または空文字

記述例

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>
<CblUnitTestSupport>
  <Property>
    <ProjectName>テストプロジェクト名</ProjectName>
    <ProgramName>プログラム名</ProgramName>
    <WorkingFolder>テストプロジェクト作業フォルダのパス</WorkingFolder>
    <COBOLSourceFile>COBOLソースファイルのパス</COBOLSourceFile>
    <TargetProgramType>Main,System または Main,V3 または Sub</TargetProgramType>
    <CompilerOptions>
      <CompilerOption>コンパイラオプション</CompilerOption>
    </CompilerOptions>
    <CompilerEnvironmentVariables>
      <CompilerEnvironmentVariable name="コンパイラ環境変数名" value="値"/>
    </CompilerEnvironmentVariables>
    <LinkFiles>
      <LinkFile>リンクするファイル</LinkFile>
    </LinkFiles>
    <RuntimeEnvironmentFile>実行環境ファイル</RuntimeEnvironmentFile>
    <RuntimeEnvironmentVariables>
      <RuntimeEnvironmentVariable name="実行時環境変数名" value="値"/>
    </RuntimeEnvironmentVariables>
    <EnableTestCaseSetting>ON または OFF</EnableTestCaseSetting>
  </Property>
  <Stub>
    <ConstantNames>
      <ConstantName name="CALL 定数で呼び出す副プログラム名" value="ON，OFFまたは空文字"/>
    </ConstantNames>
    <IdentNames>
      <IdentName>CALL 一意名で呼び出す副プログラム名</IdentName>
    </IdentNames>
    <FileNames>
      <FileName name="入出力するファイル名" value="ON，OFFまたは空文字"/>
    </FileNames>
  </Stub>
  <TestCaseSettings>
    <TestCaseSetting testcasename="テストケース名">
    <RuntimeEnvironmentFile>実行環境ファイル</RuntimeEnvironmentFile>
    <RuntimeEnvironmentVariables>
      <RuntimeEnvironmentVariable name="実行時環境変数名" value="値"/>
    </RuntimeEnvironmentVariables>
    </TestCaseSetting>
  </TestCaseSettings>
</CblUnitTestSupport>

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