11.1　テストプロジェクトのファイル構成

テストプロジェクトのファイル構成の説明です。

単体テスト支援では，1つのCOBOLソースファイルに対応して1つのテストプロジェクトを作成します。テストプロジェクトは，テストプロジェクトファイルと，単体テストの実行に必要なファイル群およびテスト実行結果のファイル群から構成されます。

テストプロジェクト作業フォルダは，単体テストの実行時のカレントフォルダになります。

テストプロジェクトのファイル	ファイルまたはフォルダ名	説明
テストプロジェクトファイル	テストプロジェクト名.utsproj	単体テストのためのテストデータおよびテスト結果の情報が格納されているファイルです。
テストモジュールフォルダ	TestModule	単体テスト用の実行可能ファイルなどのファイルを配置します。テストモジュールフォルダは，32bit版のCOBOL2002と64bit版のCOBOL2002とで下位フォルダが分かれます。
32bit用テストモジュールフォルダ	TestModule¥32	32bit版のCOBOL2002で単体テストを実行する場合に，COBOLソースファイルなどが格納されます。
64bit用テストモジュールフォルダ	TestModule¥64	64bit版のCOBOL2002で単体テストを実行する場合に，COBOLソースファイルなどが格納されます。
TDコマンド格納ファイルフォルダ	Tdi	テストデバッガで単体テストを実行するためのTDコマンドを記述したファイルを格納するフォルダです。
実行結果フォルダ	Result	テストプロジェクトで実行した単体テストの結果のエビデンスファイルが格納されます。下位フォルダには，単体テストの実行ごとの結果が格納されます。
1回分の実行結果フォルダ	Result¥Result_yyyymmdd_hhmmss	1回分の単体テストの実行結果のエビデンスファイルが格納されます。

注

テストプロジェクトファイルのテストプロジェクト名は，テストプロジェクトのプロジェクト名を示します。

1回分の実行結果フォルダのyyyymmdd_hhmmssは，単体テストを実行した日時（yyyy：西暦年，mm：月，dd：日，hh：時，mm：分，ss：秒）を示します。

注意