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COBOL2002 Professional Tool Kit 単体テスト支援ガイド


cblutsコマンド − バッチモードで単体テスト支援を実行する

cblutsコマンドは,単体テスト支援をコマンドプロンプトから操作するときに使います。

〈このページの構成〉

(1) すべてのテストケースを実行する場合

形式

cbluts  -Test
        -Run
        〔-InputPath プロジェクト情報ファイルのパス〕
        〔-Detail〕
        〔-Force〕
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-Test

テスト実行を操作対象とする場合に指定します。

-Run

テスト実行する場合に指定します。

-InputPath プロジェクト情報ファイルのパス

プロジェクト情報ファイルのパスを指定します。オプション指定時は,設定ファイルの情報を読み込み,内容を設定したあと,テストが実行されます。

-Detail

サマリ情報に続けて,結果の詳細を出力するときに指定します。

サマリ情報は次に示す内容が出力されます。

このオプションを指定すると,サマリ情報に続いて,次の結果詳細が出力されます。

-Force

対応が取れないテストデータを発見した場合に,テスト実行を続行するときに指定します。この場合,対応が取れないテストデータはすべて削除されます。このため,事前にバックアップを取っておくことを推奨します。

このオプションを指定しない場合,対応が取れないテストデータを発見したときはテスト実行が中止されます。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。

出力形式

サマリ情報の出力フォーマットを次に示します。△は半角空白を表します。

実行したテストプロジェクト△実行したテストプロジェクト名
△総テスト件数[実行した総テスト件数]△OK[OK判定のテストケース件数]△NG[NG判定のテストケース件数]△未判定[未判定のテストケース件数]△エラー[エラーのテストケース件数]
△△*△テストケース名△判定結果(OK|NG|未判定)
                       :

また,サマリ情報に続いて,カバレージ情報が出力されます。カバレージ情報のフォーマットを次に示します。

△カバレージ情報
△△C0メジャー:△△75.0%  // 整数部分が3けたに満たないため,先頭に空白が入る。
△△C1メジャー:△---      // カバレージ対象外のため,「---」が表示される。
△△S1メジャー:△100.0%

結果の詳細の出力フォーマットを次に示します。△は半角空白を表します。

実行したテストプロジェクト△実行したテストプロジェクト名△結果詳細
△△*△テストケース名△判定結果(OK|NG|未判定)
△△△△実行環境ファイル△実行環境ファイル名
△△△△実行時環境変数
実行時環境変数
                     :
△△△△結果の値と判定結果△件数件
△△△△テストデータ設定個所△レベル△データ項目名△値△16進表示の値△期待値△判定結果
                       :
△△△△代入した値△件数件
△△△△テストデータ設定個所△レベル△データ項目名△値△16進表示の値
                       :
△△△△出力文を実行したときの結果の値と判定結果
△△△△ファイル名△オープンモード△出力文△出力文の実行回数△出力文の場所△使用した期待値/実行した終了条件△レベル△データ項目名△値△16進表示の値△期待値△判定結果
:
△△△△入力文を実行したときに代入した値
△△△△ファイル名△オープンモード△入力文△入力文の実行回数△入力文の場所△使用した代入値/実行した終了条件△レベル△データ項目名△代入値△16進表示の値△判定結果
:
終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

EレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生して終了しました。

EレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。

(2) テストケースを削除する場合

形式

cbluts  -TestCase
        -Delete
        {-Name テストケース名|-All}
        〔-Quiet〕
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-TestCase

テストケースを操作対象とする場合に指定します。

-Delete

テストケースを削除する場合に指定します。

-Name テストケース名

削除対象のテストケース名を指定します。

このオプションは複数指定できません。

-Allオプションを指定する場合はこのオプションを指定できません。

-All

すべてのテストケースを削除する場合に指定します。

-Nameオプションを指定する場合はこのオプションを指定できません。

-Quiet

確認メッセージを抑止する場合に指定します。

-Quietオプションを指定してコマンドを実行すると,確認メッセージが表示されないで処理が続行します。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。

終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

EレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生して終了しました。

EレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。

(3) テストケースを一覧表示する場合

形式

cbluts  -TestCase
        -List
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-TestCase

テストケースを操作対象とする場合に指定します。

-List

テストケースを一覧表示する場合に指定します。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。

出力形式

左から順に,テストケースの有効/無効の情報,テストケース名がテストケース名の昇順で出力されます。

[△ON]テストケース名
[OFF]テストケース名

有効なテストケースの場合は「[△ON]」,無効なテストケースの場合は「[OFF]」で表示されます(△は半角空白)。

終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

EレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生して終了しました。

EレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。

(4) CSVファイルをインポートする場合(フォルダ指定)

形式

cbluts  -TestCase
        -Import
        -InputPath CSVファイルが格納されているフォルダパス
        〔-Skip|-OverWrite|-Rename〕
        〔-Recursive〕
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-TestCase

テストケースを操作対象とする場合に指定します。

-Import

CSVファイルをインポートする場合に指定します。

-InputPath CSVファイルが格納されているフォルダパス

テストケースのCSVファイルが存在するフォルダのパスを指定します。

-Skip

インポートするCSVファイルと同じ名前のテストケースがすでに存在する場合に,そのファイルのインポートをスキップします。

このオプションは,-OverWriteオプション,-Renameオプションと同時に指定できません。

-Skipオプション,-OverWriteオプション,-Renameオプションのどれも指定しなかった場合は,-Skipオプションが仮定されます。

-OverWrite

インポートするCSVファイルと同じ名前のテストケースがすでに存在する場合に,CSVファイルでそのテストケースを上書きします。

このオプションは,-Skipオプション,-Renameオプションと同時に指定できません。

-Skipオプション,-OverWriteオプション,-Renameオプションのどれも指定しなかった場合は,-Skipオプションが仮定されます。

-Rename

このオプションを指定すると,インポートするCSVファイルと同じ名前のテストケースがすでに存在する場合に,テストケースの名前を変更(名前の末尾に通し番号を追加)してファイルが取り込まれます。

このオプションは,-Skipオプション,-OverWriteオプションと同時に指定できません。

-Skipオプション,-OverWriteオプション,-Renameオプションのどれも指定しなかった場合は,-Skipオプションが仮定されます。

-Recursive

-InputPathオプションで指定したフォルダのサブフォルダも含めてインポートする場合に指定します。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。

出力形式

出力フォーマットを次に示します。△は半角空白を表します。

[△△n/nnn]メッセージ
   :
KEDL1029T-I テストケースCSVのインポートが完了しました。
終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

インポート処理を中断するようなEレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生してインポート処理が中断しました。

インポート処理を中断させるEレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。

(5) CSVファイルをインポートする場合(ファイル指定)

形式

cbluts  -TestCase
        -Import
        -InputPath CSVファイルのパス
        〔-Skip|-OverWrite|-Rename〕
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-TestCase

テストケースを操作対象とする場合に指定します。

-Import

CSVファイルをインポートする場合に指定します。

-InputPath CSVファイルのパス

テストケースのCSVファイルのパスを指定します。

-Skip

インポートするCSVファイルと同じ名前のテストケースがすでに存在する場合に,そのファイルのインポートをスキップします。

このオプションは,-OverWriteオプション,-Renameオプションと同時に指定できません。

-Skipオプション,-OverWriteオプション,-Renameオプションのどれも指定しなかった場合は,-Skipオプションが仮定されます。

-OverWrite

インポートするCSVファイルと同じ名前のテストケースがすでに存在する場合に,CSVファイルでそのテストケースを上書きします。

このオプションは,-Skipオプション,-Renameオプションと同時に指定できません。

-Skipオプション,-OverWriteオプション,-Renameオプションのどれも指定しなかった場合は,-Skipオプションが仮定されます。

-Rename

このオプションを指定すると,インポートするCSVファイルと同じ名前のテストケースがすでに存在する場合に,テストケースの名前を変更(名前の末尾に通し番号を追加)してファイルが取り込まれます。

このオプションは,-Skipオプション,-OverWriteオプションと同時に指定できません。

-Skipオプション,-OverWriteオプション,-Renameオプションのどれも指定しなかった場合は,-Skipオプションが仮定されます。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。

出力形式

「(4) CSVファイルをインポートする場合(フォルダ指定)」の場合と同じです。

終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

インポート処理を中断するようなEレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生してインポート処理が中断しました。

インポート処理を中断させるEレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。

(6) テストケースをエクスポートする場合(テストケース指定)

形式

cbluts  -TestCase
        -Export
        {-Name テストケース名|-All}
        -OutputPath 出力先フォルダパス
        〔-Skip|-OverWrite〕
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-TestCase

テストケースを操作対象とする場合に指定します。

-Export

テストケースをエクスポートする場合に指定します。

-Name テストケース名

エクスポートするテストケース名を指定します。

このオプションは複数指定できません。

-Allオプションを指定する場合はこのオプションを指定できません。

-All

すべてのテストケースをエクスポートする場合に指定します。

-Nameオプションを指定する場合はこのオプションを指定できません。

-OutputPath 出力先フォルダパス

出力先フォルダのパスを指定します。

-Skip

エクスポートするテストケースと同じ名前のCSVファイルがすでに存在する場合に,そのテストケースのエクスポートをスキップします。

このオプションは,-OverWriteオプションと同時に指定できません。

-Skipオプション,-OverWriteオプションのどちらも指定しなかった場合は,-Skipオプションが仮定されます。

-OverWrite

エクスポートするテストケースと同じ名前のCSVファイルがすでに存在する場合に,そのテストケースでCSVファイルを上書きします。

このオプションは,-Skipオプションと同時に指定できません。

-Skipオプション,-OverWriteオプションのどちらも指定しなかった場合は,-Skipオプションが仮定されます。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。

出力形式

CSVファイルのインポートの場合と同じです。

終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

エクスポート処理を中断するようなEレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生してエクスポート処理が中断しました。

エクスポート処理を中断させるEレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。

(7) テストケースをエクスポートする場合(ひな形)

形式

cbluts  -TestCase
        -ExportTemplate
        -OutputPath 出力先フォルダパス
        〔-Skip|-OverWrite〕
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-TestCase

テストケースを操作対象とする場合に指定します。

-ExportTemplate

テストケースのひな形をエクスポートする場合に指定します。

-OutputPath 出力先フォルダパス

出力先フォルダのパスを指定します。

-Skip

ひな形.csvファイルがすでに存在する場合に,エクスポートをスキップします。

このオプションは,-OverWriteオプションと同時に指定できません。

-Skipオプション,-OverWriteオプションのどちらも指定しなかった場合は,-Skipオプションが仮定されます。

-OverWrite

ひな形.csvファイルがすでに存在する場合に,そのひな形.csvを上書きします。

このオプションは,-Skipオプションと同時に指定できません。

-Skipオプション,-OverWriteオプションのどちらも指定しなかった場合は,-Skipオプションが仮定されます。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。

出力形式

CSVファイルのインポートの場合と同じです。

終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

エクスポート処理を中断するようなEレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生してエクスポート処理が中断しました。

エクスポート処理を中断させるEレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。

(8) プロジェクトファイルを作成する場合

形式

cbluts  -TestProject
        -Create
        -Source COBOLソースファイルのパス
        〔-InputPath プロジェクト情報ファイルのパス〕
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-TestProject

テストプロジェクトが操作対象であることを示します。

-Create

テストプロジェクトを作成する場合に指定します。

-Source COBOLソースファイルのパス

COBOLソースファイルのパスを指定します。

-InputPath プロジェクト情報ファイルのパス

プロジェクト情報ファイルのパスを指定します。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。ここで指定したパスでプロジェクトファイルが作成されます。

ファイル形式

プロジェクト情報ファイルに記述する各項目については,「8.4.3 プロジェクト情報を設定する」を参照してください。ただし,< COBOLSourceFile >要素は指定していても無視される点で,動作が異なります。

終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

EレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生して終了しました。

EレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。

(9) プロジェクト情報ファイルを出力する場合

形式

cbluts  -TestProject
        -Export
        -OutputPath プロジェクト情報ファイルのパス
        〔-Skip|-OverWrite〕
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-TestProject

テストプロジェクトが操作対象であることを示します。

-Export

プロジェクト情報ファイルをエクスポートする場合に指定します。

-OutputPathプロジェクト情報ファイルのパス

出力先のプロジェクト情報ファイルのパスを指定します。

-Skip

プロジェクト情報ファイルがすでに存在する場合に,エクスポートをスキップします。

このオプションは,-OverWriteオプションと同時に指定できません。

-Skipオプション,-OverWriteオプションのどちらも指定しなかった場合は,-Skipオプションが仮定されます。

-OverWrite

プロジェクト情報ファイルがすでに存在する場合に,そのファイルを上書きします。

このオプションは,-Skipオプションと同時に指定できません。

-Skipオプション,-OverWriteオプションのどちらも指定しなかった場合は,-Skipオプションが仮定されます。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。

出力形式

プロパティ情報は,設定されていないものも含めてすべて出力されます。

要素

備考

<CblUnitTestSupport>

<Property>

<ProjectName>

<ProgramName>

<WorkingFolder>

<COBOLSourceFile>

<TargetProgramType>

<CompilerOptions>

コンパイラオプションがないときも出力されます。

<CompilerOption>

コンパイラオプションの指定がないときは,空の要素が1つ出力されます。

複数のコンパイラオプションが指定されているときは,1つの要素にまとめて出力されます。

<CompilerEnvironmentVariables>

コンパイラ環境変数がないときも出力されます。

<CompilerEnvironmentVariable>

コンパイラ環境変数の指定がないときは,空の要素が1つ出力されます。

複数のコンパイラ環境変数が指定されている場合は,1つの設定につき1つの要素で出力されます。

<LinkFiles>

リンクするファイルの指定がないときも出力されます。

<LinkFile>

リンクするファイルが指定されていないときは,空要素が1つ出力されます。

複数のファイルが指定されている場合は,1つのファイルにつき1つの要素で出力されます。

<RuntimeEnvironmentFile>

実行環境ファイルの指定がない場合は,空要素として出力されます。

<RuntimeEnvironmentVariables>

実行時環境変数がないときも出力されます。

<RuntimeEnvironmentVariable>

実行時環境変数の指定がないときは,空の要素が1つ出力されます。

<Stub>

スタブの情報がないときも出力されます。

<ConstantNames>

「CALL 定数で呼び出す副プログラム名」の対象がない場合でも出力されます。

<ConstantName>

「CALL 定数で呼び出す副プログラム名」の対象がない場合は,空要素が1つ出力されます。

対象のプログラムのチェックがON,OFFに関係なく出力されます。1つのプログラム名につき,1つの要素で出力されます。

<IdentNames>

「CALL 一意名で呼び出す副プログラム名」の対象がない場合でも出力されます。

<IdentName>

「CALL 一意名で呼び出す副プログラム名」の対象がない場合は,空要素が出力されます。

対象のプログラムのチェックがON,OFFに関係なく出力されます。1つのプログラム名につき,1つの要素で出力されます。

<FileNames>

「入出力するファイル名」の対象がなくても,出力されます。

<FileName>

「入出力するファイル名」の対象がない場合は,空要素が出力されます。

対象のファイルのチェックがON,OFFに関係なく出力されます。1つのファイル名につき,1つの要素で出力されます。

(凡例)

−:特にありません。

各要素の説明は,「11.2 プロジェクト情報ファイルの構成要素」を参照してください。

終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

EレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生して終了しました。

EレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。

(10) プロジェクト情報を設定する場合

形式

cbluts  -TestProject
        -Import
        -InputPath プロジェクト情報ファイルのパス
        〔-Quiet〕
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-TestProject

テストプロジェクトが操作対象であることを示します。

-Import

プロジェクト情報を設定する場合に指定します。

-InputPath プロジェクト情報ファイルのパス

設定する内容が記述されたプロジェクト情報ファイルのパスを指定します。

-Quiet

確認メッセージを抑止する場合に指定します。

-Quietオプションを指定してコマンドを実行すると,確認メッセージが表示されないで処理が続行します。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。

ファイル形式

各要素の説明は,「11.2 プロジェクト情報ファイルの構成要素」を参照してください。

終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

EレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生して終了しました。

EレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。

(11) カバレージ情報を表示する場合

形式

cbluts  -TestResult
        -DisplayCoverage
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-TestResult

実行結果が操作対象であることを示します。

-DisplayCoverage

カバレージの情報を表示する場合に指定します。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。

出力形式

カバレージ情報が出力されます。カバレージ情報のフォーマットを次に示します(△は半角空白)。

△カバレージ情報
△△C0メジャー:△△75.0%  // 整数部分が3けたに満たないため,先頭に空白が入る。
△△C1メジャー:△---      // カバレージ対象外のため,「---」が表示される。
△△S1メジャー:△100.0%
終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

EレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生して終了しました。

EレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。

(12) カバレージ情報をクリアする場合

形式

cbluts  -TestResult
        -ClearCoverage
        〔-Quiet〕
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-TestResult

実行結果が操作対象であることを示します。

-ClearCoverage

カバレージ情報をクリアする場合に指定します。

-Quiet

確認メッセージを抑止する場合に指定します。

-Quietオプションを指定してコマンドを実行すると,確認メッセージが表示されないで処理が続行します。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。

終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

EレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生して終了しました。

EレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。

(13) 実行結果を削除する場合

形式

cbluts  -TestResult
        -Delete
        {-Name 実行結果名|-All}
        〔-Quiet〕
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-TestResult

実行結果が操作対象であることを示します。

-Delete

実行結果を削除する場合に指定します。

-Name実行結果名

削除対象の実行結果名を指定します。

このオプションは複数指定できません。

-Allオプションを指定する場合はこのオプションを指定できません。

-All

すべての実行結果を削除する場合に指定します。

-Nameオプションを指定する場合はこのオプションを指定できません。

-Quiet

確認メッセージを抑止する場合に指定します。

-Quietオプションを指定してコマンドを実行すると,確認メッセージが表示されないで処理が続行します。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。

終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

EレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生して終了しました。

EレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。

(14) 実行結果を一覧表示する場合

形式

cbluts  -TestResult
        -List
        -Project テストプロジェクトファイルのパス

オプション

-TestResult

実行結果が操作対象であることを示します。

-List

実行結果を一覧表示する場合に指定します。

-Project テストプロジェクトファイルのパス

実行対象のテストプロジェクトファイルのパスを指定します。

出力形式

名前で昇順に並べ替えて,1行で1つの実行結果が出力されます。

実行結果の名前
終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

EレベルおよびUレベルのエラーはありません。

1

エラーが発生して終了しました。

EレベルまたはUレベルのエラーが1つ以上あります。