8.6.3　プロジェクト情報を変更する

次のプロジェクト情報を変更します。

• COBOLソースファイル（ファイル名は変更できません）

• テスト対象プログラムの種類

• コンパイラオプション

• コンパイラ環境変数

• リンクするファイル

• 実行環境ファイル

• 実行時環境変数

• CALL定数で呼び出す副プログラムのスタブ作成要否

• CALL一意名で呼び出す副プログラムのスタブ作成要否

• 入出力するファイルのスタブ作成要否

• テストケースごとに実行環境ファイルまたは実行時環境変数を変更する

これらは，プロジェクト情報ファイルに変更する内容を記載し，そのファイルをテストプロジェクトに設定することで変更できます。

プロジェクト情報ファイルは，テストプロジェクトから出力して編集するか，または新規に作成して使用します。

コンパイラオプションを変更する手順を示します。

作業の手順

1. 次のコマンドで，プロジェクト情報ファイルを出力します。

   cbluts -TestProject -Export -OutputPath c:\work\setting.xml -Project sample.utsproj

   例えば，すでに「-Option1」と「-Option2」が設定されていた場合，次のように，「-Option1 -Option2」と記述されたファイルが出力されます。

   <CblUnitTestSupport>
     <Property>
       <CompilerOptions>
         <CompilerOption>-Option1 -Option2</CompilerOption>
       </CompilerOptions>
     </Property>
     :
   <CblUnitTestSupport>

2. プロジェクト情報ファイルを編集します。

   新しく「-Option3」を加える場合は，<CompilerOption>の内容を次のように修正します。

   <!-- 既存の行に追加 -->
   <CompilerOption>-Option1 -Option2 -Option3</CompilerOption>

   または

   <CompilerOption>-Option1 -Option2</CompilerOption>
   <!-- 行を追加 -->
   <CompilerOption>-Option3</CompilerOption>

   既存のオプションを「-Option3」に置き換える場合は，元の内容を次のように修正します。

   <!-- 既存の行の内容を置き換える -->
   <CompilerOption>-Option3</CompilerOption>

   コンパイラオプションを削除したいときは，空要素を1つだけ記述します。

   <!-- 既存の行を空要素にする。-->
   <CompilerOption></CompilerOption>

3. 次のコマンドで，プロジェクト情報ファイルを設定します。

   cbluts -TestProject -Import -InputPath c:\work\setting.xml -Project sample.utsproj

関連項目

• 「8.4.2 プロジェクト情報ファイルを出力する」

• 「8.4.3 プロジェクト情報を設定する」

• 「11.2 プロジェクト情報ファイルの構成要素」

• 「cblutsコマンド − バッチモードで単体テスト支援を実行する」

ページの先頭へ