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COBOL2002 Professional Tool Kit COBOLソース解析ガイド


9.3.1 メッセージの形式

COBOLソース解析のメッセージの形式です。

yyyy/mm/dd hh:mm:ss],[yyyy/mm/dd hh:mm:ss.fff],[AA],[BBBB]部分については,「9.2.1 解析ログを参照する」または「9.2.2 操作ログを参照する」を参照してください。

形式
コンソールだけに出力する場合

KEDLnnnnA-i XX...XX CCCC...

解析ログとコンソールに出力する場合

yyyy/mm/dd hh:mm:ss],[AA],[BBBB]KEDLnnnnA-i XX...XX CCCC...

操作ログとコンソールに出力する場合

yyyy/mm/dd hh:mm:ss.fff],[AA],[BBBB]KEDLnnnnA-i XX...XX CCCC...

(注) 操作ログメッセージをコンソールに出力する場合,.fffは出力しません。

形式の説明
  • KEDLnnnnA-i :メッセージIDを示します。「i」はメッセージの重要度を示します。メッセージの重要度には次の4種類があります。

    「E」:エラーメッセージです。正常に動作しないトラブルが起こったことを示します。

    「W」:警告メッセージです。リソースの使用状況などについての警告,またはコマンドの指定誤りに対して値を仮定して処理を続行することを示します。

    「I」:インフォメーションメッセージです。「E」および「W」に該当しない単純な動作状況を示します。

  • XX...XXメッセージテキストを示します。

  • CCCC...:エラーが発生したプログラム名,ファイル名,エラー番号,エラー詳細,エラーが発生したファイル名,行番号,および対象行などが表示されます。該当する情報がない場合は表示されません。

メッセージの出力例
[2015/04/10 16:41:07],[警告],[生成],KEDL1237A-W 割り当てファイル呼出元の階層レベルが10を超えています。11以上の階層レベルは割り当てファイル呼出元階層図には表示しません。割り当てファイル名(******),割り当てファイルアクセスプログラム名(******),階層レベル超えプログラムの呼出先プログラム名(******),階層レベル超えプログラム名(******)