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COBOL2002 Professional Tool Kit COBOLソース解析ガイド


7.4.5 [実行順序表示]画面

ソースコードの実行順序を表す実行順序ツリーと,ソースプログラムのソースコードが表示されます。

[プログラム詳細]画面にある「セクション一覧」の[実行順序]の「表示」リンクをクリックすると表示されます。この画面の左ペインには,節またはプログラム全体に対する実行順序ツリーが目次(しおり)として表示されます。右ペインには,[ソース表示(COPY展開後)]画面の右ペインと同じように,COBOLソースファイルのソースコードが表示されます。

図7‒25 実行順序表示

[図データ]

[プログラム名]

節が属するプログラム名です。

[ソースファイル名]

節が属するプログラムを含むCOBOLソースファイル名です。

[パス名]

COBOLソースファイルが格納されているフォルダの絶対パス名です。

[節名]

実行順序が表示されている節の名称です。

[節コメント]

節コメント(手続き部の節の機能を要約するコメント)の文字列です。

左ペインの表示

節見出し,段落見出し,実行文および条件指定のソースコードが実行順にツリー形式で表示されます。

ソースコード

COBOLソースファイルのソースコードが表示されます。ソース表示で表示されるソース行の最大長は255バイトです。ただし,コンパイルオプションの指定によって,ソース行の最大長が80バイトになることがあります。詳細は,「7.6.3 ソース表示で表示されるソース行の最大長」を参照してください。プログラム名に記号(¥,@,#)を含む場合も,COBOL2002の変換規則は適用されないで,そのまま表示されます。

デッドコードの対象になる行は,背景がグレーで表示されます。1行に複数の文があり,一部の文だけがデッドコードの場合でも行全体の背景がグレーになります。

COPY文にPREFIXING指定/SUFFIXING指定があっても,接頭辞/接尾辞が付加された表示になりません。

関連項目