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COBOL2002 Professional Tool Kit COBOLソース解析ガイド


7.4.4 [セクション階層図]画面

プログラムのすべての節の階層図が表示されます。表示するのは,ファイルおよび表名です。節からさらにPERFORM文で節を呼び出している場合や,共通節ではない場合(呼び出し元の節が1個)は節が階層表示されます。共通節(呼び出し元節が2個以上)のときは節が階層表示されません。

各ボックスの「節名」をクリックすると,[ソース表示(COPY展開後)]画面の節見出しの行に遷移します。「ファイル名」をクリックすると,[ファイル詳細]画面に遷移します。「表名」をクリックすると,[表(DB)詳細]画面に遷移します。階層図のルートにある「共通節名」をクリックすると,[ソース表示(COPY展開後)]画面の節見出しの行に遷移します。ルート以外の「共通節名」をクリックすると,共通節をルートにする別の[セクション階層図]画面に遷移します。

図7‒24 セクション階層図

[図データ]

[節名]

手続き部の節の見出しに記述された名称です。手続き部の先頭が節の見出しで始まっていない場合,「{PROCEDURE_START}」という節名が表示されます。「節名」をクリックすると,プログラムデータの[セクション階層図]画面の該当するセクションに遷移します。

[節コメント行の文字列]

節コメント(手続き部の節の機能を要約するコメント)の文字列です。

[解析生成オプション設定]画面の[節コメント抽出]タブで[節コメントを抽出する]にチェックすると,条件に従って抽出されたコメントが表示されます。[節コメント抽出]タブについては,「5.2.4 [節コメント抽出]タブ」を参照してください。

[ファイル名]

ファイル管理記述項のSELECT句に記述されたファイル名です。

[アクセス種別(ファイル)]

ファイルを使用している入出力文です。表示される文字を次に示します。複数の入出力文で使用している場合は,R/RWのように「/」で区切って表示されます。

  • R:READ

  • W:WRITE

  • RW:REWRITE

  • D:DELETE

[表名]

埋め込みSQL文に記述されているSQL表です。

[アクセス種別(表)]

SQL表が呼び出されるときのモードです。モードの意味を次に示します。

  • C:INSERT

  • R:SELECTまたはFETCH

  • U:UPDATE

  • D:DELETE

複数の埋め込みSQL文を使用しているときは,SQL表名とアクセス種別表示名の順に表示されます。

アクセス種別はC,R,U,Dの順序で表示されます。

例えば,UPDATE文とSELECT文が定義されている場合,「RU」と表示されます。

[共通節名]

共通節名です。