COBOL2002 XML連携機能ガイド


4 XMLアクセスルーチンとXMLアクセス用データ定義の生成

cblxmlコマンドは,XMLドキュメントのDTDとユーザが作成したDDFを基に,COBOLプログラムからXMLドキュメントにアクセスするために必要なXMLアクセスルーチン,およびXMLアクセス用データ定義を生成します。

XMLアクセスルーチンは,COBOLプログラムからXMLドキュメントにアクセスするときに呼び出す副プログラムです。

XMLアクセス用データ定義は,XMLドキュメントの各要素に対応づけられたCOBOLのデータ項目の定義です。

また,XMLアクセスルーチンは,ステータスコードとエラー定義名称を対応づけるためにXMLアクセス用ステータス定義と呼ばれる登録集原文を使用します。

この章では,cblxmlコマンドの使用方法と,XMLアクセスルーチン,XMLアクセス用データ定義,およびXMLアクセス用ステータス定義の概要について説明します。

〈この章の構成〉