COBOL2002 XML連携機能ガイド


4.4 XMLアクセス用ステータス定義

XMLアクセス用ステータス定義は,XMLアクセスルーチンのステータスコード(実行結果を表す値)とエラー定義名称(ステータスコードごとに定義された名称)との対応が格納された登録集原文です。この定義によって,一意のエラー定義名称を使って原始プログラムのステータスの表現を統一できます。

XMLアクセス用ステータス定義は,「CBLXMLRC.cbl」という名称の登録集原文として,XML連携機能によって提供されます。そのため,XML対応COBOLプログラムのコンパイル時には,XMLアクセス用ステータス定義の格納ディレクトリ(フォルダ)が登録集原文の格納ディレクトリ(フォルダ)になるよう,COBOLの環境変数CBLLIBを設定する必要があります。詳細については,「6.1.1(1) コンパイルに必要な環境変数の設定」,「6.2.1(1) 環境変数の設定」を参照してください。

XMLアクセス用ステータス定義の格納場所
(UNIXの場合)

COBOL2002のインストールディレクトリ/copy

(Windowsの場合)

COBOL2002のインストールフォルダ\copy