COBOL2002 Javaプログラム呼び出し機能ガイド


5.1 Javaプログラム呼び出し機能のデバッグとトラブルシュートの概要

Javaプログラム呼び出し機能のサービスルーチンの引数が不正(引数不足や構造不正)の場合,アプリケーションエラー(アクセス違反)となることがあります。これらが発生した場合は,引数が正しいかを確認してください。

また,プログラムの実行中に次に示す要因でJavaプログラム呼び出し機能の実行が失敗した場合,実行時エラーが出力され,スレッドまたはプロセスが終了します。

出力されるCOBOL実行時メッセージには,Javaプログラム呼び出し機能が管理する詳細メッセージ番号と詳細メッセージが出力されます。これらを基に対処することができます。

実行時メッセージの出力例を次に示します。

[図データ]

出力されるメッセージ,要因および対処については,「付録B Javaプログラム呼び出し機能の詳細メッセージ」を参照してください。

Javaプログラム呼び出し機能のデバッグとトラブルシュートのために,次の機能を使用できます。

COBOLプログラムのデバッグについては,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」を参照してください。