COBOL2002 言語 拡張仕様編


21.11.5 DISPLAY文

〈この項の構成〉

(1) 画面節による画面機能

このDISPLAY文(画面節)は,Windows(x64) COBOL2002およびAIX(64) COBOL2002上で記述できる。

構文規則

書き方3の規則(画面節(SCREEN SECTION))(画面名)

  1. 一意名1,一意名2,および一意名3に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目を指定してはならない。

  2. 整数1,整数2,および整数3に,けた数が19〜38けたの数字定数を指定してはならない。

書き方3の規則(画面節(SCREEN SECTION))(一意名/定数)

  1. 一意名1,一意名2,一意名3,および一意名4に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目を指定してはならない。

  2. 一意名1に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字編集項目を指定してはならない。

  3. 定数1,整数1,整数2,および整数3に,けた数が19〜38けたの数字定数を指定してはならない。

書き方4の規則(画面節(WINDOW SECTION))

一意名6に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目,および数字編集項目を指定してはならない。

なお,画面節(SCREEN SECTION)による画面機能のDISPLAY文の詳細については,「12.3.2 DISPLAY文(SCREEN SECTION)」を参照のこと。また,画面節(WINDOW SECTION)による画面機能のDISPLAY文の詳細については,「13.5.4 DISPLAY文(WINDOW SECTION)」を参照のこと。

(2) コマンド行のアクセス機能

構文規則

書き方3の規則(コマンド行の引数や環境変数へのアクセス)

  1. 一意名7に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目を指定してはならない。

  2. 整数4に,けた数が19〜38けたの数字定数を指定してはならない。

DISPLAY COMMAND-LINE

  1. 一意名に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目,および数字編集項目を指定してはならない。

  2. 定数に,けた数が19〜38けたの数字定数を指定してはならない。

なお,コマンド行のアクセス機能のコマンド行の引数や環境変数へのアクセスの詳細については,「10.1 コマンド行,環境変数へのアクセス」を参照のこと。また,DISPLAY COMMAND-LINEの詳細については,「10.2.2 手続き部(コマンド行へのアクセス(一括取得))」の「(2) DISPLAY COMMAND-LINE」を参照のこと。

(3) CSVファイル入出力機能

CSVファイル入出力機能は,Windows(x64) COBOL2002で使用できる。

構文規則

一意名1に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目,数字編集項目,またはその数字項目,数字編集項目を従属項目として含む集団項目を指定してはならない。

CSVファイル入出力機能の詳細については,「17.3.2 手続き部(CSVファイル入出力機能)」の「(2) DISPLAY文(CSVファイル入出力機能)」を参照のこと。