COBOL2002 操作ガイド


10.3.2 ソーステキストウィンドウ

ソーステキストウィンドウは,行番号とソーステキストを表示します。プログラムの実行を確認し,テストデバッガに対する操作を指示できます。

ソーステキストウィンドウは,原始プログラムの単位でソーステキストを表示し,複数のソーステキストウィンドウを同時に表示できます。ただし,一つのソース要素のソーステキストウィンドウを複数開くことはできません。

図10‒2 ソーステキストウィンドウ

[図データ]

注意事項
  • ソーステキストウィンドウに表示するソーステキストは,原始プログラムに書かれたCOPY文,REPLACE文などの登録集原文の展開をコンパイラが行ったあとのテキストです。LISTING指令,条件翻訳によってコンパイラが無視する文も表示します。

  • 行番号領域に表示される行番号は,コンパイラが翻訳時に振り直した番号です。

  • ソーステキストウィンドウを開ける最大数は25個です。25個を超えた場合は,使用順位のいちばん古いソーステキストウィンドウが自動的に閉じられます。

  • 表示するソーステキスト中のプログラムの最後を示す「END PROGRAM」が省略されている場合は,プログラムの出口を表示するための空白の1行を追加して表示します(出口中断挿入行)。