JP1/Power Monitor
次の場合,JP1/Power Monitorと連携できるように,エージェントホストの電源制御装置を制御するコマンドをマネージャーホストで作成する必要があります。
このような場合,次に示すコマンドインターフェースで動作するコマンドをマネージャーホストで作成してください。エージェントホストでエージェントホストの電源制御装置を制御するコマンドの作成方法については,「6.1.7 電源制御装置を制御するコマンドを作成する」を参照してください。
電源制御装置を使って他ホストを起動・終了するときに使用するコマンドの機能および形式を説明します。作成したコマンドは,リモート電源連携エージェント定義ファイルのctrl_cmdパラメーターに指定します。コマンドを作成する場合は,この仕様に従って作成してください。なお,コマンドの記述形式については,「15. コマンド」を参照してください。
コマンド名称 { -r | -o | -f } { -h IPアドレス | -h ホスト名 | -h 電話番号 } [-p パスワードまたはコミュニティ名] [-O 次回電源投入時刻] [-c チャネル番号] [-t 猶予時間]
表6-10 コマンドを実行するときの電源制御装置の状態と動作
ホストの状態 | 引数 | コマンドの実行結果 | 電源制御装置の状態と動作 |
---|---|---|---|
電源オフ | -f | 正常終了 | ホストの電源は,引き続きオフのまま。 |
-r | 正常終了 | ホストの電源は,オンにする。 | |
電源オン | -o | 正常終了 | ホストの電源は,引き続きオンのまま。 |
電源供給が異常な状態 (停電時など) |
-f | 異常終了 | 電源制御装置は,異常時の処理を続ける。 戻り値の推奨値は,「18」。 |
-r | 異常終了 | 電源制御装置は,異常時の処理を続ける。 戻り値の推奨値は,「18」。 |
|
-o | 異常終了 | 電源制御装置は,異常時の処理を続ける。 戻り値の推奨値は,「18」。 |
0(正常終了) | 処理が正常に終了しました。 |
4 | 処理が正常に終了しました。ただし,設定が無視されたパラメーターがありました。 |
8 | 処理が正常に終了しませんでした。再度処理を実行してください。 |
16 | パラメーターに誤りがあります。 |
17以上 | 処理が正常に終了しませんでした。 |
(任意のコマンド名称)-h host1 -f -O 2002/06/30.08:30
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