8.4.1 JP1/ITSLM - Managerのホスト名を変更する
ここでは,JP1/ITSLM - Managerのホスト名の変更方法について説明します。
なお,手順1.はJP1/PFMと連携している場合に必要な操作になります。JP1/PFMと連携していない場合は,手順2.から実行してください。
(1) 作業の前に
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JP1/PFM - ManagerをJP1/ITSLM - Managerと異なるホストにインストールしている場合は,変更したあとのJP1/ITSLM - Managerのホスト名をJP1/PFM - Managerの定義に設定しておいてください。また,JP1/PFM - Managerを開始した状態にしてください。なお,JP1/PFM - ManagerをJP1/ITSLM - Managerと同じホストにインストールしている場合は,作業手順の中で設定するため,事前に設定しておく必要はありません。
設定するJP1/PFM - Managerの定義は,JP1/PFM - Web ConsoleのMaster Managerのプロパティで設定します。マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のJP1/ITSLMと連携するための構築方法の説明を参照してください。
(2) 作業手順
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JP1/PFM - ManagerをJP1/ITSLM - Managerと同じホストにインストールしている場合は,ホスト名を変更するJP1/ITSLM - Managerのホストと連携しているJP1/PFM - Managerを終了する。
JP1/PFM - Managerの終了方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。
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ホスト名を変更するホストのJP1/ITSLM - Managerに接続しているすべてのJP1/ITSLM - URを終了する。
JP1/ITSLM - URの終了方法については,「2.1.3 JP1/ITSLM - URを終了する」を参照してください。
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ホスト名を変更するホストのJP1/ITSLM - Managerを終了する。
JP1/ITSLM - Managerの終了方法については,「2.1.4 JP1/ITSLM - Managerを終了する」を参照してください。
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ホスト名を変更する。
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JP1/ITSLM - Managerのシステム定義ファイル(jp1itslm.properties)のmanagerHostプロパティに変更後のホスト名を設定する。
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JP1/ITSLM - URのシステム定義ファイル(jp1itslmur.properties)のmanagerHostプロパティに変更後のホスト名を設定する。
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手順3.で終了したJP1/ITSLM - Managerを起動する。
JP1/ITSLM - Managerの起動方法については,「2.1.1 JP1/ITSLM - Managerを起動する」を参照してください。
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手順2.で終了したすべてのJP1/ITSLM - URを起動する。
JP1/ITSLM - URの起動方法については,「2.1.2 JP1/ITSLM - URを起動する」を参照してください。
JP1/PFM - ManagerをJP1/ITSLM - Managerと異なるホストにインストールしている場合は,以上で変更の作業は終了です。同じホストにインストールしている場合は,手順9.に進んでください。
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JP1/PFM - ManagerをJP1/ITSLM - Managerと同じホストにインストールしている場合は,手順1.で終了したJP1/PFM - Managerを開始する。
JP1/PFM - Managerの開始方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。
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JP1/PFM - ManagerをJP1/ITSLM - Managerと同じホストにインストールしている場合は,変更したあとのJP1/ITSLM - Managerのホスト名を,JP1/PFM - Managerの定義に設定する。
設定するJP1/PFM - Managerの定義は,JP1/PFM - Web ConsoleのMaster Managerのプロパティで設定します。マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のJP1/ITSLMと連携するための構築方法の説明を参照してください。