8.1.1 定義ファイルのバックアップを取る
JP1/ITSLMの定義ファイルには,次に示すファイルがあります。
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システム定義ファイル(jp1itslm.propertiesまたはjp1itslmur.properties)
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システムコンフィグプロパティファイル(system_config.properties)
これらの定義ファイルは,手動でバックアップを取ります。
ここでは,定義ファイルのバックアップを取る方法について説明します。
なお,システム定義ファイルを編集したあとには,定義ファイルのバックアップを取ることを推奨します。
(1) 作業の前に
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対象となるJP1/ITSLM - ManagerまたはJP1/ITSLM - URのセットアップが完了していることを確認してください。
JP1/ITSLM - Managerのセットアップ方法については「5.1.6 JP1/ITSLM - Managerをセットアップする」を,JP1/ITSLM - URのセットアップ方法については「5.1.7 JP1/ITSLM - URをセットアップする」を参照してください。
(2) 作業手順
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定義ファイルを任意の場所にコピーする。
コピーする定義ファイルは次のとおりです。
- JP1/ITSLM - Managerの定義ファイル:
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・JP1/ITSLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\conf\jp1itslm.properties
・JP1/ITSLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\sdpengine\analysisN※\conf\system_config.properties
注※ Nには1〜10の数字が入ります。
- JP1/ITSLM - URの定義ファイル:
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・JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\conf\jp1itslmur.properties
・JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\sdpengine\collector\conf\system_config.properties
・JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\sdpengine\collector2\conf\system_config.properties
・JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\sdpengine\recorder\conf\system_config.properties
コピーが完了すれば,定義ファイルのバックアップは完了です。
(3) 補足事項
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定義ファイルは,JP1/ITSLM - ManagerまたはJP1/ITSLM - URのサービスの起動・終了に関係なく,バックアップを取ることができます。