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JP1 Version 10 JP1/IT Service Level Management


5.1.7 JP1/ITSLM - URをセットアップする

セットアップは,実行環境を作成するために実行します。

JP1/ITSLM - URとJP1/ITSLM - Managerは,どちらからセットアップしてもかまいません。

ここでは,JP1/ITSLM - URのセットアップ方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 作業の前に

(2) 作業手順

  1. JP1/ITSLM - URをインストールしたホストのネットワークインタフェース番号,およびIPアドレスを確認するためのコマンドを実行する。

    実行するコマンドは次のとおりです。

    JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\bin\jslmuripls

    ネットワークインタフェース番号,およびIPアドレスを確認するためのコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「jslmuripls(ネットワークインタフェース番号とIPアドレスの表示)」を参照してください。

  2. jslmuriplsコマンドを実行して確認した情報を基に,セットアップに必要なオプションファイルを作成する。

    オプションファイルについては,「9. コマンド」の「jslmursetup(JP1/ITSLM - URのセットアップ)」を参照してください。

  3. 作成したオプションファイルを任意のフォルダに格納する。

    オプションファイルの格納先は,格納先でのオプションファイルの名称(任意)を含めた絶対パスが255バイト以内の文字列になるようにしてください。

  4. セットアップコマンドを実行する。

    実行するセットアップコマンドは次のとおりです。

    JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\bin\jslmursetup△オプションファイルの絶対パス

    セットアップコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「jslmursetup(JP1/ITSLM - URのセットアップ)」を参照してください。

コマンドが正常に終了すれば,JP1/ITSLM - URのセットアップは完了です。

(3) 補足事項

  1. JP1/ITSLM - URとJP1/ITSLM - Manager間での通信で利用するエフェメラルポートが開放されているか。

    開放されていない場合は,エフェメラルポートを開放するか,または,次のプログラムの通信を許可するように設定してください。

    • JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\bin\system\jslmuUR.exe

    • JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\bin\system\jslmuRMI.exe

(4) 次の作業

(5) 関連項目