Hitachi

Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム コンテンツ作成ガイド


6.9 業務コンテンツの利用状況を解析する方法について

業務コンテンツの利用状況を解析した内容は,レポーティング画面で確認できます。レポーティング画面は,コンテンツ管理者以上の権限を持つユーザが表示できます。

レポーティング画面では,業務コンテンツの平均操作時間やプロセスノードの実行回数などがわかるため,業務コンテンツの改善に役立ちます。

レポーティング画面を使用して業務コンテンツを改善する例については,「6.9.6 業務コンテンツの利用状況を解析する例」を参照してください。

ポイント
  • レポーティング画面で利用状況の解析内容を確認したい場合,業務フローの最後には,必ず完了のターミナルノードを配置するようにしてください。

    レポーティング画面は,業務コンテンツの開始から完了までの操作の履歴を自動で収集・解析した結果を表示しています。解析の際,完了のターミナルノードまで遷移したことを操作の完了と判定しています。よって,完了のターミナルノードがない業務コンテンツでは,操作の完了が判定されないため,業務コンテンツの利用状況が正しくレポーティング画面に反映されません。

  • レポーティング画面の内容は,1日に1回自動で更新されます。そのため,レポーティング画面には直近の操作が反映されないことがあります。

  • 業務コンテンツの操作が完了していない状態で,かつ前の操作から24時間以上経過している場合,その業務コンテンツの状態は解析の対象外となります。なお,中断再開機能を使用している場合,中断から再開までの時間は,この24時間に含まれません。

注意事項
  • 中断再開機能を使用している場合,ユーザごとの業務の実行状況についての内容が,実際の操作とは異なる場合があります。レポーティング画面で表示される解析内容が,業務コンテンツの開始から完了まで同じユーザが操作することを想定しているためです。中断再開機能を使用することで,操作するユーザが途中で変わる場合でも,業務コンテンツを開始したユーザが開始から完了まで操作したと判断されます。

  • レポーティング画面で表示される解析対象は,システム構築時の設定によって決まります。解析対象は,次のどちらかです。

    ・業務実行画面に表示されている業務コンテンツだけを解析対象とする。

    ・業務実行画面に表示されている業務コンテンツの過去の版を含めて解析対象とする。

〈この節の構成〉