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JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Service Support 構築・運用ガイド


3.12.1 メール送信のタイミング

JP1/IM - Service Supportでは,次の表に示したタイミングでメールを送信できます。

表3‒38 メール送信のタイミング一覧

送信情報

説明

送信対象者

案件作成通知

次のタイミングでメールを送信する。

  • [案件編集]画面から案件を作成したとき。

  • jssitementryコマンドで案件を作成したとき。

  • jssitementrybymailコマンドで案件を作成したとき。

案件担当者

案件エスカレーション通知

プロセスワークボードに案件がエスカレーションされたときにメールを送信する。

案件担当者

案件の担当者変更通知

次のタイミングでメールを送信する。

  • [案件編集]画面から担当者を変更したとき。

  • jssitemeditコマンドで担当者を変更したとき。

変更後の案件担当者

作業期限前通知(期限前メール通知)

jssinformperiodコマンドを実行すると,案件の作業期限が,あらかじめ指定した日数前まで迫ったときにメールを送信する。

詳細については,「3.12.3 期限前メール通知」を参照してください。

案件担当者,およびプロセスワークボード管理者

滞留案件通知

jssinformleaveコマンドを実行すると,案件の処理状況が,滞留されていると見なされたときにメールを送信する。※1

案件担当者,およびプロセスワークボード管理者

案件クローズ通知

プロセスワークボードの案件がクローズされたときにメールを送信する。※2

案件作成者

ユーザー/ロール削除通知

ユーザーまたはロールが削除されたときにメールを送信する。

プロセスワークボード管理者

注※1

定期的に実行したい場合は,JP1/Service Support - Task Serviceサービスを使用してください。

メールはプロセスワークボードごとに,それぞれの案件担当書およびプロセスワークボード管理者にまとめて送信されます。1通のメールにまとめられる案件の最大件数は,メール定義ファイルで指定できます。詳細については,「12. 定義ファイル」の「メール定義ファイル(jp1imss_mail_setting.conf)」を参照してください。

注※2

一括操作で案件をクローズされた場合もメールが送信されます。なお,JP1イベントを集約する設定にしていても,メールは集約されません。

どのタイミングでメールを送信するかは,あらかじめメール定義ファイル,または[プロセスワークボード作成]画面または[プロセスワークボード編集]画面で設定しておきます。