画面・帳票サポートシステム XMAP3 メインフレーム連携ガイド

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20.5.2 VOS1にパネル定義文ファイルを転送する

XMAP3で生成したパネル定義文ファイルは,PC上のCommuniNetからIFITを使用してVOS1へ転送します。IFITについては,マニュアル「ワークステーション操作 −パネル編−」,またはマニュアル「ワークステーション操作 −コマンド編−」を参照してください。

(a) メインフレーム上の出力ファイルの属性

メインフレーム上に出力するファイルは次に示す属性にしてください。

(b) CommuniNetの環境を設定する

CommuniNetの環境設定ユティリティを起動します。「端末名称」は転送するファイルの置かれている端末を選択して,「設定項目」の「ファイル転送」をダブルクリックします。ファイル転送の設定ダイアログが表示されるので,「コード変換」を「あり」にして,[OK]ボタンをクリックします。

(c) IFITのメニュー画面を使用して転送する場合

IFITのメニュー画面を使用して転送する手順を次に示します。

  1. ファイル伝送機能の呼び出し
    • マスタメニューの項目5「OA業務実行」を選択します。
    • OA業務実行メニューの項目5「パソコンファイル伝送」を選択します。
    • 対話型ファイル伝送メニューの項目1「LIMEファイルのファイル伝送」を選択します。
  2. 転送するファイルの設定
    「ホスト側ファイル情報」の項に,メインフレーム上に出力するファイル名などを指定します。このとき,PC上のファイルに付いていた拡張子は付けないでください。なお,レコード形式は「1:F」を選択し,レコード長は80バイトにしてください。「ワークステーション側ファイル情報」の項に,PCから転送するファイル名を完全なパス名で指定してください。
(d) @@IFITコマンドを使用して転送する場合

@@IFITコマンドを使用した転送の形式は,次のとおりです。

コマンド オペランド
@@IFIT △FTYPE=LIME
,WSF='PCから転送するファイル名'
,RL=80
,TRN=WH
,FILE=メインフレーム上に出力するLIMEファイル名
,LIBRARY=メインフレーム上に出力するLIMEライブラリ名
,DC=DATA
,MEMBER=メインフレーム上に出力するメンバ名