画面・帳票サポートシステム XMAP3 メインフレーム連携ガイド

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17.5.2 変換時のメッセージ

変換結果のメッセージは,出力先のフォルダの「X3UNMP01.TXT」に出力されます。出力されるメッセージを次の表に示します。

表17-13 変換時のメッセージとその意味

出力されるメッセージの内容 意味
(変換元ファイル)を(変換されたファイル)に変換しました。 正常に変換できました。
(変換元ファイル)を(変換されたファイル)に変換しました。
オペランド・定義文の一部に文法エラーがあったので無視しました。
詳細は(PCマップ定義ファイル名.ERR)をご覧ください。
変換できましたが,文法エラーがありました。
オペランド・定義文の一部に文法エラーがあったので(変換元ファイル)を変換できませんでした。
詳細は(PCマップファイル名.ERR)をご覧ください。
文法エラーのため変換できませんでした。
(変換元ファイル)に重大なエラーがあったので処理を中止しました。 システムエラーが発生しました。
(変換元ファイル)は未サポートデバイス,または不正なパネル定義文であるため変換できません。 変換できないファイルが指定されたため,変換できませんでした。

定義文エラーが発生した場合,出力先の「PCマップ定義ファイル名.ERR」にエラーメッセージが出力されます。エラーメッセージの内容は,PC用のマップ生成時のエラーメッセージと同じです。詳細については,マニュアル「XMAP3 開発・実行ガイド」を参照してください。

また,画面・帳票のインポートの場合,変換ファイルの出力先フォルダの「X3UNMP01.TXT」に次のようなメッセージが出力されると,マップ定義ファイルへの変換ができません。

これらのメッセージが出力された場合の対処方法を次に説明します。

<この項の構成>
(1) 「オペランド・定義文の一部に文法エラーがあったので(変換元ファイル)を変換できませんでした」の場合
(2) 「(変換元ファイル)に重大なエラーがあったので処理を中止しました。」の場合
(3) 「未サポートデバイス,または不正なパネル定義文である可能性があります。PCのエディタ等で,パネル定義文を開いて内容を確認してください。」の場合

(1) 「オペランド・定義文の一部に文法エラーがあったので(変換元ファイル)を変換できませんでした」の場合

(a) 調査方法

次の方法で,原因を調査してください。

(b) 対処方法

次の方法で,対処してください。

(2) 「(変換元ファイル)に重大なエラーがあったので処理を中止しました。」の場合

(a) 調査方法

次の方法で,原因を調査してください。

(b) 対処方法

(3) 「未サポートデバイス,または不正なパネル定義文である可能性があります。PCのエディタ等で,パネル定義文を開いて内容を確認してください。」の場合

(a) 調査方法

未サポートデバイス,または不正なパネル定義文ファイルである可能性があります。PCのエディタ等で,パネル定義文を開いて内容を確認してください。

(b) 対処方法

PHSEG文のDEVオペランドの指定をインポートでサポートしているデバイスに変更してください。

また,メインフレームからPCの転送時に,誤ってEBCDIKやKEISコードのまま転送してしまった場合もこのエラーになります。必ず,JIS8,またはシフトJISコードに変換してください。