画面・帳票サポートシステム XMAP3 メインフレーム連携ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

10.1 分散処理の仕組み

メインフレームとPCに処理を分散する場合,メインフレームのAPは,DCCM3などでPCと通信して,PCの画面・帳票の入出力を実行します。しかし,PC側のXMAP3には,DCCM3などと直接通信する機能はありません。そこで,メインフレームとの通信を行い,XMAP3を使用してPCの画面・帳票の入出力を処理する画面管理プログラム(ミドルプログラム)の作成が必要になります。なお,画面管理プログラムのソースを,サンプルとして提供しています。詳細は,「11. PCでの画面管理プログラムの利用と作成」を参照してください。

ただし,メインフレームとPCとの通信にBCF/GCASTを使用する場合は,画面管理プログラムの代わりに,GCASTを使用します。

図10-1 メインフレームとPCの分散処理の仕組み

[図データ]

また,VOS1とDCCM3を使用したメインフレーム上のAPの例を「付録B.4(1) メインフレーム上のAPの例」に掲載しています。必要に応じて参照してください。

<この節の構成>
10.1.1 DCCM3での拡張ホストアクセス(論理マップ長≦2,920バイトの場合)
10.1.2 DCCM3での拡張ホストアクセス(論理マップ長>2,920バイトの場合)
10.1.3 BCF/GCASTでの拡張ホストアクセス