画面・帳票サポートシステム XMAP3 メインフレーム連携ガイド

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9.4.6 AP実行時の外字の扱い

メインフレームとPCとでは文字コードが異なるため,メインフレームとPCの間でやり取りされるデータの文字コードは,XMAP3で変換します。文字コードの変換については,「付録B.2 文字コードの違い」を参照してください。ただし,データに含まれる外字については,外字の運用形態によって文字コードの変換方法が異なります。

<この項の構成>
(1) 標準の外字用コードの対応に従う場合
(2) シフトJISとKEISの外字マッピングテーブルをカスタマイズした場合
(3) XMAP3外字機能を使用する場合

(1) 標準の外字用コードの対応に従う場合

XMAP3でKEISとシフトJISの外字コードを変換します。外字コードの対応については,「付録B.3 外字用コードの割り当て」を参照してください。

(2) シフトJISとKEISの外字マッピングテーブルをカスタマイズした場合

コード変換ランタイム,日立コード変換 - Client Runtime,または日立コード変換 - Server Runtimeがインストールされている場合,XMAP3では外字マッピングテーブルに基づいて外字の文字コードを変換します。外字マッピングテーブルは「コード変換ランタイムのインストールフォルダ\TABLE」,「日立コード変換 - Client Runtimeのインストールフォルダ\TABLE」,または「日立コード変換 - Server Runtimeのインストールフォルダ\TABLE」に「GJISKEI.TBL」という名前でコピーしておいてください。

(3) XMAP3外字機能を使用する場合

コード変換ランタイムがインストールされている場合,XMAP3では外字マッピングテーブルに基づいて外字の文字コードを変換します。

また,XMAP3外字機能を使用する場合,文字コードにはUnicodeを使用します。PC上でUnicodeの外字を入力するためには,VJE-Delta for Unicode/XKPを使用してください。ただし,内字の入力はほかの日本語入力システムでもできます。

UnicodeとKEISの外字マッピングテーブルをカスタマイズしている場合は,「コード変換ランタイムのインストールフォルダ\TABLE」に外字マッピングテーブル「GUNIKEI.TBL」をコピーしておいてください。