画面・帳票サポートシステム XMAP3 メインフレーム連携ガイド

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4.3.2 マップファイルの転送

XMAP3で作成したマップのうち,入力論理マップと出力論理マップをメインフレームに転送します。さらに,XMAP3で提供されているメッセージテーブルもメインフレームに転送します。メッセージテーブルは,「XMAP3インストールフォルダ\INCLUDE」のフォルダに,次の三つが提供されています。VOS3の通信制御に応じて,どれかを使用してください。

なお,メインフレーム上のAPで動的変更を利用する場合は,ドローセットアップで生成された動的変更テーブル(X3MODTBL.CBL)もメインフレームに転送してください。

上記のファイルを,PC上のCommuniNetでIFITを使用してVOS3へ転送します。IFITについては,マニュアル「ファイル伝送プログラムIFIT-TSS E2」を参照してください。

(a) メインフレーム上の出力ファイルの属性

メインフレーム上に出力するファイルは次に示す属性にしてください。

(b) CommuniNetの環境を設定する

CommuniNetの環境設定ユティリティを起動します。「端末名称」は転送するファイルの置かれている端末を選択して,「設定項目」の「ファイル転送」をダブルクリックします。ファイル転送の設定ダイアログが表示されるので,「コード変換」を「あり」にして,[OK]ボタンをクリックします。

(c) IFITのメニュー画面を使用して転送する場合
  1. ファイル伝送機能の呼び出し
    IFITコマンドを実行して,ファイル伝送機能の画面を呼び出します。
  2. 転送するファイルの設定
    • 「FUNCTION NO.」は2(TERMINAL->HOST)を選択してください。
    • 「HOST DATA SET NAME」の項に,メインフレーム上に出力するファイル名などを指定します。このとき,PC上のファイルに付いていた拡張子は付けないでください。
    • 「TERMINAL FILE NAME」の項に,PCから転送するファイル名を完全なパス名で指定します。
(d) IFITコマンドを使用して転送する場合

IFITコマンドを使用した転送の形式は,次のとおりです。

コマンド オペランド
IFIT △'メインフレーム上に出力するファイル名'
△PCから転送するファイル名
△INPUT(TERMINAL)