画面・帳票サポートシステム XMAP3 メインフレーム連携ガイド

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4.2.4 EAGLE2・KCORALのプログラムを利用する

EAGLE2およびKCORALの画面・帳票をXMAP3に移行する場合に,注意が必要な点を説明します。

EAGLE2およびKCORALで生成されるメインフレームのXMAP2 E2のマップ定義文は,XMAP3には流用できません。XMAP3で画面・帳票を作り直してください。

プログラムだけを流用し,画面・帳票をXMAP3で作り直す場合は,次に説明する点を変更してください。

論理マップの形式
論理マップの形式は,ターゲット「Windows用の画面・帳票開発」のビックエンディアンと同じになります。詳細については,マニュアル「XMAP3 プログラミングガイド 画面編」,マニュアル「XMAP3 プログラミングガイド 帳票編」を参照してください。

論理マップの項目名
XMAP3では,論理マップの項目名は,次のような形式になります。
入力項目
マップ名-項目の名称I
出力項目
マップ名-項目の名称O
 
したがって,XMAP3で生成した論理マップの項目名を,元のソースに合わせて修正してください。
また,KCORALは拡張ホストアクセス機能に対応していないので,KCORALのソースを修正してメインフレーム-PC分散処理に使用することはできません。KCORALでCOBOLのソースを生成し,生成されたソースを修正してから利用してください。

混在項目の論理長
混在項目の論理長は,メインフレームとPCとの文字コードが異なるので,XMAP3の自動調整を利用する場合は,次の式で計算してください。
論理長=桁(項目長)×7÷3+3
 
ただし,ドローのダイアログで「データ長を変更する」ボタンをオンにしている場合は,ダイアログで指定したデータ長となります。

EAGLE2およびKCORALについては,次のマニュアルを参照してください。

EAGLE2:
マニュアル「EAGLE2 運用の手引」
マニュアル「EAGLE2 システム設計編」

KCORAL:
マニュアル「漢字CORAL KCORAL E2 解説」
マニュアル「漢字CORAL KCORAL E2 文法」