受発注業務で使用する画面と,サーバ側PCで実行するAPとの関連を,業務の流れに基づいて説明します。
(a) XMAP3クライアントの起動からメニュー画面の表示まで
XMAP3クライアントを起動してからメニュー画面の表示処理,およびメニュー画面から初期画面への遷移処理について,トランザクションの流れを次の図に示します。
図8-67 XMAP3クライアントの起動〜メニュー画面
![[図データ]](FIGURE/ZU073521.GIF)
- クライアント側で「XMAP3クライアント」を起動すると,連携するサーバ側のAP(またはコマンド)によって,OpenTP1のコネクション要求が発行される。コネクションが確立されたあと,初期画面が表示される。
- 初期画面でイベントを発生させると,初期画面のトランザクションコード(MCF1G)に対応したAP「MCF1G.exe」が起動され,RECEIVE命令が実行される。
- 2で発生したイベントが「[OK]ボタンの選択」の場合,「MCF1G.exe」からメニュー画面に対するSEND要求が発行され,「MCF1G.exe」が終了する。
- メニュー画面でイベントを発生させると,メニュー画面のトランザクションコード(MCF2G)に対応したAP「MCF2G.exe」が起動され,RECEIVE命令が実行される。
- 4で発生したイベントが「[業務終了]ボタンの選択」の場合,「MCF2G.exe」から初期画面に対するSEND要求が発行される。その後,「MCF2G.exe」が終了する。
- 注
- 4で発生したイベントが「未サポート業務([受注データ修正]ボタン,および[売上状況表示]ボタン)の選択」の場合,「MCF2G.exe」からメニュー画面の表示に対するSEND要求が発行されます。その後,「MCF2G.exe」が終了します。
(b) メニュー画面から修正ヘッダ画面,修正明細画面の表示まで
メニュー画面から修正ヘッダ画面,および修正明細画面との遷移について,トランザクションの流れを次の図に示します。
図8-68 メニュー画面〜修正ヘッダ画面〜修正明細画面
![[図データ]](FIGURE/ZU073522.GIF)
- メニュー画面でイベントを発生させると,メニュー画面のトランザクションコード(MCF2G)に対応したAP「MCF2G.exe」が起動され,RECEIVE命令が実行される。
- 1で発生したイベントが「[受注データ修正]ボタンの選択」の場合,「MCF2G.exe」から修正ヘッダ画面の表示に対するSEND要求が発行される。その後,「MCF2G.exe」が終了する。
- 修正ヘッダ画面でイベントを発生させると,修正ヘッダ画面のトランザクションコード(MCF3G)に対応したAP「MCF3G.exe」が起動され,RECEIVE命令が実行される。
- 3で発生したイベントが「[ファイル]-[明細]コマンドの選択」の場合,「MCF3G.exe」から修正明細画面(二次ウィンドウ)の表示に対するSEND要求が発行される。その後,「MCF3G.exe」が終了する。
- 3で発生したイベントが「[ファイル]-[終了]コマンドの選択」の場合,「MCF3G.exe」からメニュー画面の表示に対するSEND要求が発行される。その後,「MCF3G.exe」が終了する。
- 修正明細画面でイベントを発生させると,修正明細画面のトランザクションコード(MCF4G)に対応したAP「MCF4G.exe」が起動され,RECEIVE命令が実行される。
- 6で発生したイベントが「[ファイル]-[終了]コマンドの選択」,または「[ファイル]-[取消]の選択」の場合,「MCF4G.exe」から修正ヘッダ画面の表示に対するSEND要求が発行される。その後,「MCF4G.exe」が終了する。
- 注
- 1で発生したイベントが「未サポート業務([受注データ修正]ボタン,および[売上状況表示]ボタン)の選択」の場合,「MCF2G.exe」からメニュー画面の表示に対するSEND要求が発行されます。その後,「MCF2G.exe」が終了します。
(c) メニュー画面から販促画面の表示まで
メニュー画面から販促画面との遷移までについて,トランザクションの流れを次の図に示します。
図8-69 メニュー画面〜販促画面
![[図データ]](FIGURE/ZU073523.GIF)
- メニュー画面でイベントを発生させると,メニュー画面のトランザクションコード(MCF2G)に対応したAP「MCF2G.exe」が起動され,RECEIVE命令が実行される。
- 1で発生したイベントが「[今月の販促ツール]ボタンの選択」の場合,「MCF2G.exe」から販促画面の表示に対するSEND要求が発行される。その後,「MCF2G.exe」が終了する。
- 販促画面でイベントを発生させると,販促画面のトランザクションコード(MCF5G)に対応したAP「MCF5G.exe」が起動され,RECEIVE命令が実行される。
- 3で発生したイベントが「[EXIT]ボタンの選択」の場合,「MCF5G.exe」からメニュー画面の表示に対するSEND要求が発行される。その後,「MCF5G.exe」が終了する。
- 注
- 1で発生したイベントが「未サポート業務([受注データ修正]ボタン,および[売上状況表示]ボタン)の選択」の場合,「MCF2G.exe」からメニュー画面の表示に対するSEND要求が発行されます。その後,「MCF2G.exe」が終了します。
(d) メニュー画面から帳票の出力まで
メニュー画面から帳票の出力までについて,トランザクションの流れを次の図に示します。
図8-70 メニュー画面〜帳票出力
![[図データ]](FIGURE/ZU073524.GIF)
- メニュー画面でイベントを発生させると,メニュー画面のトランザクションコード(MCF2G)に対応したAP「MCF2G.exe」が起動され,RECEIVE命令が実行される。
- 1で発生したイベントが「[注文書印刷]ボタンの選択」の場合,「MCF2G.exe」から帳票の出力命令が発行される。
- 帳票の印刷終了後,「MCF2G.exe」からメニュー画面の表示に対するSEND要求が発行され,「MCF2G.exe」が終了する。
- 注
- 1で発生したイベントが「未サポート業務([受注データ修正]ボタン,および[売上状況表示]ボタン)の選択」の場合,「MCF2G.exe」からメニュー画面の表示に対するSEND要求が発行されます。その後,「MCF2G.exe」が終了します。
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