画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
COBOL開発マネージャとXMAP3との両方をインストールしている場合,COBOL開発マネージャからXMAP3の機能を呼び出せます。XMAP3の資産を登録,定義すれば,ビルド,またはリビルドによってコンパイルとリンケージをしてAPを作成できます。
また,AP作成時にソースプログラムや登録集原文を格納したりするフォルダを作成しておいてください。
次に,COBOL開発マネージャからXMAP3を利用する方法について説明します。
COBOL開発マネージャ上では,XMAP3の資産を扱う場合,XMAP3でのファイル名の規則に従います。また,XMAP3の「マップ名」を基に作成します。
XMAP3の資産をCOBOL開発マネージャで利用するときのファイル名称の規則を,次の表に示します。
表7-7 XMAP3の資産をCOBOL開発マネージャで利用するときのファイル名称の規則
XMAP3の 資産 |
COBOL開発マネージャでの名称 | COBOL開発マネージャで付けるファイル名称 | 内容 |
---|---|---|---|
マップ定義 | マップ定義 | マップ名.imp | ユーザが定義した画面の情報を格納している。定義を修正するときにはこのファイル名を指定。 |
論理マップ | 登録集原文 | マップ名+O.cbl | APで取り込む出力情報の登録原文集。 |
マップ名+I.cbl | APで取り込む入力情報の登録原文集。 | ||
物理マップ | − | マップ名+XX※.pmp | ユーザが定義した画面のうち,APではアクセスしない,固定部分の情報。 COBOL開発マネージャの管理対象外。 |
また,COBOL開発マネージャからXMAP3の資産を登録,定義した場合,どのように表されるかを次の図に示します。
図7-12 COBOL2002,COBOL85 Version 7およびVersion 6の場合
図7-13 COBOL85 Version 5.0の場合
これを基にして,XMAP3で作成した2種類の画面をCOBOL開発マネージャで利用してAPを作成する場合の例を次の図に示します。
図7-14 COBOL2002,COBOL85 Version 7およびVersion 6の場合
図7-15 COBOL85 Version 5.0の場合
《注意》
このように資産を登録,定義しておけば,定義ファイルに変更があった場合,ビルドによってコンパイル,リンケージされ,自動的に登録集原文(論理マップ)が生成し直されます。
マップ定義ファイルを作成,または修正したい場合,次に示すどちらかの操作をすることでXMAP3の画面定義ができます。
COBOL開発マネージャのビルド,またはリビルドを使用しないで単独にマップ生成をする場合,次の操作をすることでマップ生成ができます。生成される論理マップや物理マップのファイル名については,表7-7を参照してください。
マップ生成時に使用するリトルエンディアン,およびビッグエンディアンは,オプションで指定してください。
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