画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
メッセージを出す共通部分を別DLL化したり,プログラムが大きいので分割したりする場合などは,オープンをプログラム間で引き継がせることをお勧めします。オープンを引き継ぐためには,日立COBOLの場合,プログラムを実行させるAP(ここではAP1) で環境変数「CBLTERMSHAR=YES」を指定しておきます。なお,「CBLTERMSHAR=YES」は,SEND/RECEIVE/TRANSCEIVEインタフェースのときだけ有効です。CALLインタフェースでは無効になります。
オープンを引き継ぐことによって,AP1からAP2を呼び出すとき,AP1でのクローズ(日立COBOLのときDISABLE文の発行)およびAP2でのオープンは発生しません。そのため画面遷移の時間が短くなります。
使用できる日立COBOLをOSごとに次の表に示します。
表7-2 使用できる日立COBOL
OS名 | COBOL2002 | COBOL85 | ||
---|---|---|---|---|
Version 5.0 | Version 6 | Version 7 | ||
Windows 95 | × | ○ | ○ | × |
Windows 98 | ○ | ○※1 | ○ | ○ |
Windows Me | ○ | × | ○※2 | ○ |
Windows NT 4.0 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Windows 2000 | ○ | × | ○※3 | ○ |
Windows XP | ○ | × | × | ○ |
Windows Server 2003 | ○※4 | × | × | × |
Windows Server 2003 x64 | ○※5 | × | × | × |
図7-3 AP間でオープンを引き継ぐ場合
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