画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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6.2.40 隠しフィールドの設定

<この項の構成>
(1) 仕様
(2) 画面定義の概要
(3) 生成される論理マップ
(4) 使用時の注意事項

(1) 仕様

画面から入力したとき,必ず論理マップの先頭に定数「TRC001」を指定するようにします。出力用APと入力用APが別プログラムになっているとき,APはこの定数を参照して,どこからの入力か判断します。

隠しフィールドの設定を次の図に示します。

図6-44 隠しフィールドの設定

[図データ]

(2) 画面定義の概要

画面定義の概要を次に示します。

  1. GUI画面定義ウィンドウの画面属性ダイアログで,[隠しフィールド]を選択する。
  2. 隠しフィールドダイアログで次の項目を定義します。
    定義項目 定義内容
    本フィールドを設定 する
    データ名 TRAN001
    設定する値 TRC001
    データ長 9文字固定

    設定する値
    最大8文字の半角文字列を指定します。最後の9バイト目はスペースが設定されるので,入力できません。

    [図データ]

(3) 生成される論理マップ

(a) 入力論理マップ

マップ名がMAP001の場合の例
[図データ]

注※
TRANSCEIVE文などで画面に出力したあと,隠しフィールドの定義項目で,定義時に「設定する値」として指定した9バイトの文字列が入ります。
(b) 出力論理マップ

隠しフィールドに対応する項目はありません。

[図データ]

注※
隠しフィールドは画面上に表示されないフィールドであるため,フォーカス定数は使用しません。

(4) 使用時の注意事項