画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
画面から入力した改行コードを含んだ文字列からデータを抽出して帳票に印刷します。
画面のフィールドボックスの入出力フィールドに改行を含んだ文字列を入力すると,入力論理マップには,改行コードを含んだ文字列「議事録↓第3回工程会議報告↓懸案事項と対策」(↓は改行コードを示します)が格納されます。改行コードは,LF(0A)16固定です。
APは入力論理マップの入出力フィールドから,改行コードで区切ったデータを抽出し,帳票の出力論理マップに転記します。
GUI上の操作では,クリップボードを経由して改行を含むデータをやり取りできます。論理マップに格納される値とAPの処理を次の図に示します。
図6-15 複数行フィールドからのデータの抽出
画面定義の概要を次に示します。
定義項目 | 定義内容 |
---|---|
使用目的 | 日本語 |
詳細目的 | 混在(全角・半角) |
空白入力 | 一部&全桁(全・半角) |
表示方法 | 入力可能−標準表示 |
遷移条件 | 自動スキップ |
改行入力(改行コードを認識する) | 指定する |
データ名 | FIELD0001- |
桁 | 400 |
埋字 | LOW(X'00') |
初期値(入力) | 指定しない |
帳票定義については,マニュアル「XMAP3 プログラミングガイド 帳票編」を参照してください。
定義項目 | 定義内容 |
---|---|
使用目的 | 日本語 |
データ名 | FIELD0001- |
桁 | 40 |
フィールド反復 | 方向 縦,回数 10 |
埋字 | スペース |
初期値 | 指定しない |
行データを取り出すAPの例を次に示します。
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