画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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5.1.2 論理マップ生成規則で使用する用語

ここでは,論理マップ生成規則で使っている用語と定義方法について説明します。用語と定義方法の対応を次の表に示します。

表5-1 論理マップ生成規則で使う用語と定義方法の対応

用語 説明 定義方法
再定義名 定義済みのマップを別定義として使用するときの名称。 画面属性ダイアログの[再定義名...]ボタンで表示される論理マップの再定義名ダイアログで指定する。
埋字

入出力テキスト(フィールド)の場合
画面入力またはAPから出力要求されたデータが,ドローで定義した項目の長さより短いときに埋められるデータ。

出力テキスト(フィールド)の場合
APから出力要求されたデータが,ドローで定義した項目の長さより短いときに埋められるデータ。
初期値は,ドローセットアップの使用目的および詳細目的別データ型(入出力テキスト・フィールド)/(出力テキスト・フィールド)ダイアログで指定する。また,各項目のダイアログでも指定できる。
桁寄せ テキストやフィールドに表示されるデータを右または左のどちらかに寄せるための項目。
出力カーソル項目
(2進),
論理カーソル項目,
入力カーソル項目
(2進),
出力フォーカス項目,
入力フォーカス項目
画面の入力などを促すための位置を示す項目。GUI画面のテキストボックスではフォーカスおよびカーソルで指定し,それ以外のオブジェクトはフォーカスで指定する。CUI画面ではカーソルで指定する。 ドローセットアップのカーソルとフォーカスダイアログで指定する。
イベント通知コード APに画面からのオペレーション(画面が確定したこと)を通知するためのコード。APとXMAP3システム間のインタフェース情報となる。 ドローセットアップのイベント通知コードダイアログで「データ名」,「通知コードの長さ」,および「通知コード」を指定する。
初期クリア文字 入力テキスト(フィールド)に対して何も入力しなかったとき,論理項目を何でクリアするかの文字。標準では,埋字と同じ文字が仮定される。 ドローセットアップの論理マップ属性ダイアログで指定する。
データ消去通知文字 表示データを[End]キー,または[HELP]キーで消去したり,(00)16のデータを受信したりしたときに,XMAP3がAPに通知する値。
コードエラー通知文字 ディスプレイからの入力コードエラーを検出したことを XMAP3がAPに通知する値。
下位項目 一つのオブジェクトの入力または出力領域を,複数の領域に分割するための機能。 各オブジェクトの定義ダイアログで指定する。下位項目はデータ型が「文字(XX)」のときだけ指定できる。