画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
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4.3.4 ホイールマウスでの操作
- 垂直スクロールバーがあるオブジェクトに対してホイールマウスを奥に回転させると上に,手前に回転させると下にスクロールします。
- ホイールマウスの1メモリ回転分が,スクロールバーの「▲」,「▼」ボタンの1回の押下に対応します。なお,フィールドボックスでは,このときのスクロール量は,表示・印刷セットアップで設定できます。
- 垂直スクロールバーが表示されない状態では,ホイールマウスによるスクロールはできません。
- 水平スクロールには対応しません。
(b) 対象オブジェクト
ホイールマウスのスクロールの対象オブジェクトは,次のとおりです。
- フィールドボックス
- リストボックス
- コンボボックスのメニュー部分
- キー入力コンボボックスのメニュー部分
- ポップアップテキストのメニュー部分(標準,リスト−ポップアップ型,リスト−ダイアログ型)
- ポップアップフィールドのメニュー部分
- 出力グラフィック※
- GUI画面※
- CUI画面
- 注※
- スクロールさせる場合は,フォーカスを持つオブジェクトがない画面で操作するか,ボタン系オブジェクトにフォーカスを置いて操作する必要があります。
- その際,出力グラフィックをスクロールさせる場合は出力グラフィックを,GUI画面をスクロールさせる場合はGUI画面のオブジェクトがない部分をクリックすると,それぞれをスクロール対象に変更できます。
(2) コンボボックスメニュー選択
- メニューの閉じた状態のコンボボックスに対して,ホイールマウスを奥に回転させると上の,手前に回転させると下のメニューを選択します。
- ホイールマウスの1メモリ回転分が,メニュー一つの移動に相当します。
- ホイールマウスの回転操作では,自動送信属性の有無にかかわらず,自動送信されません。フォーカス遷移時は,自動送信属性が有効になります。
- ホイールマウスの回転操作では,自動スキップ属性の有無にかかわらず,自動スキップしません。
(b) 対象オブジェクト
コンボボックスメニュー選択の対象オブジェクトは,次のとおりです。
- 固定コンボボックス
- 可変コンボボックス
- キー入力固定コンボボックス
- キー入力可変コンボボックス
(3) スピンボックス値設定
- スピンボックスに対して,ホイールマウスを奥に回転させると増分値加算,手前に回転させると増分値減算をします。
- ホイールマウスの1メモリ回転分が,増分値で設定した値分の変更に相当します。
- マウスホイールの回転操作では,自動送信属性の有無にかかわらず,自動送信されません。フォーカス遷移時は自動送信属性が有効になります。
- マウスホイールの回転操作では,自動スキップ属性の有無にかかわらず,自動スキップされません。
(b) 対象オブジェクト
スピンボックス
マウスによってはコントロールパネルなどで,ホイールマウス操作時の動作をカスタマイズできるものがあります。ホイールマウス操作時の動作をカスタマイズした場合は,カスタマイズした内容に依存した動作となり,通常の動作をするとは限りません。
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