画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
2.6.2 データ名編集ダイアログでの操作と注意事項
レイアウト画面でのオブジェクトの位置順をそのまま反映する場合は,「位置順にソート」を指定しておきます。ユーザが独自にソートする場合は,移動させるオブジェクトの上で左ボタンをクリックし,そのまま移動させたい位置にドラッグします。
- ソート時の注意
- [位置順にソート]ボタンをクリックすると,データ名が位置順に並びます。位置順にソートしたあとで,任意の順番に並べ替えることもできます。
- 移動元と移動先の論理マップ展開レベルが同じならば,移動できます。
- 1回の操作で移動できるデータ名は一つです。ただし,データ名に対応するオブジェクトが下位項目を持つ場合(フレームでの反復や,下位項目を指定した場合),下位項目も一緒に移動します。
- 移動先が移動元の上位項目である場合,または下位項目である場合は,移動できません。
- 下位項目同士のソートはできません。
データ名一覧から,変更したいデータ名を選ぶと,データ名とコメントの欄に選んだデータ名とコメントが表示されます。変更したいデータ名またはコメントを入力すると,データ名一覧に変更したデータ名およびコメントが反映されます。
- データ名とコメント変更時の注意
- 文字数
接頭語(マップ名)を含めて29文字以内です。このため,ドローセットアップの「マップ名の長さ」の設定が「7」の場合は21文字以内,「6」の場合は22文字以内で指定します。全角文字は2文字分として数えます。
- 文字種
COBOLの場合は,「A〜Z」「0〜9」「−(ハイフン)」「大文字の半角カナ」「全角(混在)」
Cの場合は,「A〜Z」「a〜z」「0〜9」「_(アンダーバー)」
- 再定義名は半角で30文字まで入力できます。
- コメントは,半角で40文字,全角で20文字まで入力できます。
- コメントを記述できないオブジェクト(各オブジェクトの定義ダイアログでコメントの入力ができないもの)の場合は,コメントの欄は不活性になります。
データ名を検索または置換する場合は,[検索と置換]ボタンを選んで,検索と置換ダイアログを表示します。
- データ名の検索時,および置換時の注意
- 検索するデータ名は最低1文字,指定してください。ただし,メタキャラクタとしての「*」は使用できません。
- 置換後のデータ名の長さが上限を超えた場合,上限値以降の文字列は切り捨てられます。
(4) ほかの画面からのデータ名のコピー
データ名編集ダイアログに表示されているデータ名を,あらかじめ作成しておいたデータ名辞書,Excelの表およびテキストファイルから読み込んだデータ名で変換できます。
- Excelまたはテキストファイル上で,変換に使用するデータ名にフォーカスを位置づけ,[Ctrl]+[C]でクリップボードにコピーします。
- データ名編集ダイアログを開いて,変換したいデータ名のフィールドを選びます。フィールドが選ばれ,データ名の項目欄にフォーカスが移ります。
- フォーカスが位置づけられたデータ名の欄に[Ctrl]+[V]で,クリップボードにコピーしておいたデータ名を貼り付けます。
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