画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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1.5.1 画面の制御方式

XMAP3では,GUI画面であっても,オンライン端末と同じように,画面単位の入出力(手続き型)でAPを作成できます。このような画面制御を実現させるために,XMAP3では画面バッファという論理的な画面を設けてウィンドウシステムとAPとのやり取りをします。なお,GUI画面特有の機能を実現させるために,オプションで,フィールド単位の入出力のAPも作成できます。

図1-7 XMAP3での制御方式

[図データ]

  1. 実際のウィンドウ表示
    ウィンドウには,APから返されたデータが表示されています。ユーザは,このウィンドウに対し,データを入力します。
  2. 画面バッファ
    画面ごとのデータをAPとやり取りするために,XMAP3がメモリ中に持っている論理的な画面です。APから返されたデータは,画面バッファに展開されてから,実際のウィンドウに表示されます。ユーザによってウィンドウに入力されたデータも,画面バッファを介してAPに返されます。