画面・帳票サポートシステム XMAP3 入門
納品伝票印刷プログラム(書式オーバレイ)のように,書式オーバレイ印刷処理をするプログラムのコーディングには,APパターン「GENOVL01.cbl」を利用します。このパターンには,書式オーバレイ印刷処理に必要な,プリンタに対するファイル管理記述項,入出力管理記述項の指定や標準的な手続きの骨組みが記述されています。APパターンを基にして,使用する書式名や業務固有の手続きをコーディングしていきましょう。
完成したコーディングは,サンプル(COBOLソースプログラム)として提供されています。ソースリストを印刷したり,エディタで開いたりして参考にすることをお勧めします。詳細については,「11.4 書式の作成で使用したサンプルプログラムを紹介します 」を参照してください。
- <この節の構成>
- (1) APパターンを利用してコーディングしましょう
(1) APパターンを利用してコーディングしましょう
使用しているエディタのウィンドウを開きます。
- APパターン「GENOVL01.cbl」を開きます※。
APパターンは,次のフォルダに格納されています。
XMAP3のインストールフォルダ\Patterns\Cobol
- コーディングします。
固有のプログラム名,書式名,データ定義や手続きなどを記述してソースプログラムを作成します。
- コーディングが終了したら,エディタのウィンドウを閉じて保存します。
- 注※
- COBOLエディタを使用している場合は,次の説明を参照してください。
- COBOLエディタでプログラムテンプレートを利用するには
- COBOLエディタでのプログラムテンプレートの利用手順を説明します。なお,COBOL85 Version 5.0でプログラムテンプレートを利用するには,あらかじめ,XMAP3のAPパターンを登録しておく必要があります。APパターンの登録方法については「4.2.4 APパターンをCOBOLエディタのテンプレートに登録します(COBOL85 Version 5.0の場合)」を参照してください。
- COBOL2002,COBOL85 Version 7およびVersion 6の場合
- COBOLエディタウィンドウのメニューバー[ファイル]−[新規作成]を選びます。
「新規作成」ダイアログが表示されます。
- 作成したいファイルの種類を選びます。
- [...]ボタンを選び,表示されるダイアログボックスからテンプレートファイルを選びます。
テンプレートファイルは次の場所に格納されています。
XMAP3のインストールフォルダ\Patterns\Cobol
- プログラムテンプレートのチェックボックスをオンにします。
- [OK]ボタンを選びます。
新規にファイルが作成され,テンプレートの内容が表示されます。
APパターンを挿入するには,挿入したい行にテキストカーソルを位置づけ,メニューバー[編集]−[ファイルの挿入]を選びます。ダイアログボックスに表示されたファイルの一覧から,目的のAP部品を選択してください。
- COBOL85 Version 5.0の場合
- COBOLエディタウィンドウのメニューバー[ファイル]−[新規作成]を選びます。
「新規作成」ダイアログが表示されます。
- ファイルタイプから作成したいファイルの種類を選びます。
- テンプレートファイルの一覧から,目的のAPパターンを選びます。
- [OK]ボタンを選びます。
APパターンを挿入するには,挿入したい行にテキストカーソルを位置づけ,メニューバー[編集]−[ファイルの挿入]を選びます。ダイアログボックスに表示されたファイルの一覧から,目的のAP部品を選択してください。
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