画面・帳票サポートシステム　XMAP3　入門

1.9　開発環境・実行環境の配布について紹介します

ユティリティの機能を利用して，XMAP3の開発環境・実行環境をバックアップし，ほかの環境にリストアできます。

ドローセットアップや表示・印刷セットアップなどの環境設定情報のバックアップとリストアには，ユティリティの環境ファイル操作機能を利用します。また，画面・帳票定義などの資源のバックアップとリストアには，ユティリティのマップファイル操作機能を利用します。バックアップした開発環境および実行環境の配布には，JP1/NETM/DMの資源管理機能を利用できます。

ここでは，バックアップとリストアの概要を説明します。詳細については，マニュアル「画面・帳票サポートシステム XMAP3　開発・実行ガイド」を参照してください。

• 開発環境の配布
  運用管理者が準備した開発環境を，開発メンバの複数のPCに配布する例を，図1-22に示します。それぞれのPCで開発環境を構築する必要がなく，また，開発環境を容易に統一できます。
  

  図1-22　開発環境の配布の例

  

• 実行環境の配布
  C/Sシステム構成の実行環境を配布する例を，図1-23に示します。
  実行環境の構築だけでなく，テスト環境から運用環境へと環境を移行したい場合などにも，ユティリティの機能を利用して効率良く作業できます。
  

  図1-23　実行環境の配布の例（C/Sシステム構成）

  

[目次][前へ][次へ]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2001, 2004, Hitachi, Ltd.