画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

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10.2.3 C/Sシステム構成でのほかのクライアントへの実行環境の配布手順

次に示す手順で環境を配布してください。

  1. 実行環境セットアップファイルのバックアップ
    スタンドアロン構成の作業と同様です。
  2. ユーザファイルのバックアップ
    APおよびマップそのものはバックアップ不要です。ただし,「XMAP3クライアント」をAP名指定での起動をする場合は,そのショートカットを登録しているフォルダをバックアップしてください。
    グラフィックデータ,外字ファイル,アイコンファイル,およびポップアップメニューファイルについては,必要に応じてバックアップしてください。
  3. 配布元クライアントPCでの起動パスの調査
    クライアントPCには,APが存在しないため不要です。
  4. 配布元クライアントPCでのOS設定の調査
    スタンドアロン構成の作業に加えて,配布元PCのTCP/IP環境の設定内容の調査が必要です。
  5. 配布先クライアントPCでのOSの設定
    スタンドアロン構成の作業と同様です。
  6. プリンタドライバの組み込み
    スタンドアロン構成の作業と同様です。
  7. 配布先PCへのプログラムのインストール
    スタンドアロン構成の作業と同様です。
  8. 実行環境セットアップファイルのリストア
    スタンドアロン構成の作業と同様です。
  9. ユーザファイルのコピー
    APとマップファイルのコピーは不要です。バックアップしたファイルについては,必要に応じてコピーしてください。
    なお,「XMAP3クライアント」をAP名起動する場合は,そのショートカットを含むフォルダをバックアップしたものをコピーしてください。
  10. 個々のPCに必要な設定
    スタンドアロン構成の作業と同様です。必要に応じて,次のセットアップをしてください。
    • 起動アイコンの設定
      サービス名指定で起動する場合は,配布元のPCとXMAP3のインストールフォルダが変わらなければ,コピーしたショートカットに対しての修正は必要ありません。XMAP3のインストールフォルダが変わった場合は,ショートカットのリンク先を,配布先PCのインストールフォルダに修正してください。
  11. 動作の確認
    スタンドアロン構成の作業に加えて,次の確認をしてください。
    • 作成したアイコンから起動するアプリケーションが,すべて正しく動作するか確認してください。
    • クライアントPCから複数のホストに接続する場合,それぞれのホストに正しく接続できるかどうかを確認してください。