画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド
アプリケーションサーバ型のC/Sシステム構成の実行環境を構築する場合に,表示・印刷セットアップの設定項目のうち,次に示す設定項目に関してアプリケーションサーバの設定を有効にするかどうかを指定できます。この指定は,アプリケーションサーバ,およびクライアントアプリケーションサーバの設定を有効にすると,XMAP3 02-XXまでの実行環境と同様の環境を実現できます。
標準では,[アプリケーション1]タブの「C/Sの場合,アプリケーションサーバのセットアップだけが有効」のチェックがオンになっており,上記の設定項目に関してアプリケーションサーバの設定が有効になっています。この場合は,クライアントでの設定は無効になります。
上記の設定項目に関して各クライアントの設定を有効にしたい場合には,「C/Sの場合,アプリケーションサーバのセットアップだけが有効」のチェックをオフに変更してください。ただし,オフにする(クライアントでのセットアップを有効にする)場合は,サーバ側とクライアント側の両方の表示・印刷セットアップでこのチェックをオフにする必要があります。一方でもオンにしている場合は,アプリケーションサーバのセットアップだけが有効になります。
クライアント側のセットアップを有効にする場合,サービス名ファイル(X3PHOST)に設定したホスト名を,サーバ側のHOSTSファイルに設定してください。サービス名ファイル(X3PHOST)に設定したホスト名の中に,サーバ側のHOSTSファイルに設定されていないホスト名があると,クライアントをサーバに接続したとき,表示・印刷サービスの起動やAPの起動に時間が掛かる場合があります。
なお,いったんこのチェックをオフにしてアプリケーションサーバのセットアップを無効にした環境で運用している状態から,クライアント側でチェックをオンに変更してXMAP3クライアントを再起動しても,その変更は,すぐに有効となりません。チェックの変更は,XMAP3サーバをいったん再起動したあとにXMAP3クライアントを起動したときから有効となります。
この設定内容は,表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)の「*.COCLTCNF=」にONまたはOFFの値で設定されます。
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