画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド
7.5.2 仮想端末名ファイル(X3MWHOST)
AP中で帳票の出力先として指定する仮想端末名は,仮想端末名ファイル(X3MWHOST)で設定します。
なお,仮想端末名ファイルは直接開いて確認することもできますが,設定方法を誤るなどしてファイルの内容が不正になると帳票が正しく印刷されなくなるため,十分な注意が必要です。このため,通常は表示・印刷セットアップ(スタンドアロン構成の場合)またはC/Sセットアップ(C/Sシステム構成の場合)を使用して設定するようにしてください。
- <この項の構成>
- (1) 仮想端末名ファイルのファイル名
- (2) 仮想端末名ファイルの記述形式
- (3) 設定例
(1) 仮想端末名ファイルのファイル名
仮想端末名ファイルは,次に示すファイルになります。
- ファイル名:XMAP3インストールフォルダ\ETC\X3MWHOST
(2) 仮想端末名ファイルの記述形式
仮想端末名ファイルは,次に示す記述形式で設定します。
- 《説明》
- 仮想端末名
- APが指定する仮想端末名を英字で始まる8文字以内の半角英数字で指定します。
- デバイス種別
- 仮想端末名に対応する画面やプリンタの大分類となるデバイス種別を指定します。デバイス種別には,XPRTを指定してください。
- windows
- この値は固定です。
- サービス番号
- プリンタは,9001を指定します。
- サービス名
- プリンタ構成ファイル(X3PPINF)で指定したプリンタデバイス名を指定します。
次に,設定の一例を示します。
- 《条件》
- スタンドアロン構成で,標準プリンタに印刷する場合
- AP中での仮想端末名がPRT001で,プリンタ構成ファイルで指定したプリンタデバイス名が#PRT1
- AP中での仮想端末名がPRT002で,プリンタ構成ファイルで指定したプリンタデバイス名が#PRT2
- 《設定例》
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