画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド
7.3.2 XMAP3で使用するプリンタのセットアップ
使用環境のシステム構成を,「スタンドアロン」「C/S」から選択します。
(2) 「通常使うプリンタ」を自動的に割り当てる
チェックをオンにすると,「通常使うプリンタ」の自動的に割り当てる機能を使用できます。機能の詳細は,「7.3.5 「通常使うプリンタ」への割り当て機能」を参照してください。
このチェックをオンにした場合に,指定できる印刷モードを次に示します。
- GDI:ページプリンタ
- GDI:シリアルインパクトプリンタ
- PDLスルー:LIPS準拠ページプリンタ
- PDLスルー:ESC/P準拠シリアルインパクトプリンタ
- 日立ESC/P(A):用紙吸入量0mmのインサータプリンタ
- 日立ESC/P(B):用紙吸入量19mmのインサータプリンタ
- 日立FAXC/SPOOL出力※:ページプリンタ
- 日立FAXC/SPOOL出力※:シリアルインパクトプリンタ
- 注※
- 日立FAXC/SPOOL出力のための印刷モードは,「使用環境」で「スタンドアロン」を指定したときだけ利用できます。
使用環境で「スタンドアロン」を指定した場合,APで使用する仮想端末名を指定します。設定したプリンタ間で仮想端末名が重複しないように留意が必要です。仮想端末名の設定可能数は100台です。使用環境で「C/S」を指定した場合,この設定項目は表示されません。この設定内容は,仮想端末名ファイル(X3MWHOST)の該当項目に反映されます。
なお,OLTPサーバ構成では,仮想端末名の指定は無効になります。
XMAP3システムで使用するサービス名を指定します。なお,使用環境で「スタンドアロン」を指定した場合は,この内容が「プリンタデバイス名」としても扱われます。
使用環境で「スタンドアロン」を指定した場合,#PRTnn(nnは任意の数字)の形式で始まる名称を指定します。直接入力することもできますが,基本的にはコンボボックスから選択してください。設定したプリンタ間で仮想端末名が重複しないように留意が必要です。
使用環境で「C/S」を指定した場合は,次のようにサービス名を指定します。すでにアプリケーションサーバでC/Sセットアップを使ってC/Sシステム環境のセットアップをしていれば,現在設定しているクライアントPCに対してサーバ上で指定したサービス名を指定してください。また,C/Sシステム環境のセットアップをしていない場合は,ここで設定した内容を必ずサーバ側のC/Sセットアップで指定してください。
サービス名は,14文字以内の半角英数字で指定します。
この設定内容は,仮想端末名ファイル(X3MWHOST),サービス名ファイル(X3PHOST),および表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)の該当項目に反映されます。
使用環境で「スタンドアロン」を指定した場合には,この項目は表示されません。
使用環境で「C/S」を指定した場合は,すでにアプリケーションサーバでC/Sセットアップを使ってC/Sシステム環境のセットアップをしていれば,現在設定しているクライアントPCに対してサーバ上で指定したプリンタデバイス名を指定してください。また,C/Sシステム環境のセットアップをしていない場合は,ここで設定した内容を必ずサーバ側のC/Sセットアップで指定してください。
プリンタデバイス名は,プリンタ間で名前が重複しないように留意が必要です。
この設定内容は,サービス名ファイル(X3PHOST),およびプリンタ構成ファイル(X3PPINF)の該当項目に反映されます。
なお,プリンタデバイス名に「PR1」を指定したときは,プリンタ名に対して,必ず,そのPCで設定している「通常使うプリンタ」を指定してください。
「プリンタの追加」ウィザードで作成したプリンタの名称がドロップダウンリストに表示されます。ここから,設定対象とするプリンタを選びます。なお,プリンタデバイス名にPR1を指定した場合は,そのPCのWindowsで設定した通常使うプリンタ(標準プリンタ)を選択してください。
この設定内容は,プリンタ構成ファイル(X3PPINF)の該当項目に反映されます。
プリンタ出力時に適用する印刷モードを「印刷モード」のドロップダウンリストから選びます。印刷モードの種類を,次に示します。この設定内容は,プリンタ構成ファイル(X3PPINF)の該当項目に反映されます。
- GDI:ページプリンタ
- GDI:シリアルインパクトプリンタ
- PDLスルー:LIPS準拠ページプリンタ
- PDLスルー:ESC/P準拠シリアルインパクトプリンタ
- 日立ESC/P(A):用紙吸入量0mmのインサータプリンタ
- 日立ESC/P(B):用紙吸入量9mmのインサータプリンタ
- 日立FAXC/SPOOL出力:ページプリンタ※
- 日立FAXC/SPOOL出力:シリアルインパクトプリンタ※
- PDFファイル出力:網掛け/グラフィック/書式用
- 注※
- FAXC/SPOOL出力のための印刷モードは,使用環境で「スタンドアロン」を指定した場合だけ利用できます。
Windowsビットマップ形式のカラーグラフィックデータを印刷する場合には,印刷モードには「GDI:ページプリンタ」を選択することをお勧めします。また,ドローで定義した帳票の対象プリンタ種別(ページ,シリアルインパクト)と,印刷モードの対象プリンタ種別が異なる場合には,印字位置にズレが生じる場合があります。このような場合の印刷時の注意に関しては,マニュアル「XMAP3 プログラミングガイド 帳票編」を参照してください。
サービスごとのPDFファイルの保存先を設定します。
- PDF共通フォルダに出力
PDFファイルを,「アプリケーション2」タブで設定したPDF共通フォルダに出力するようにします。
- サービス毎に指定したフォルダに出力
PDFファイルを,サービスごとに決められたフォルダへ出力するようにします。フォルダは,ラジオボタンの下の「PDFファイルの出力先」テキストボックスで指定します。この設定内容は,表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)の該当項目に反映されます。
テキストボックスにパスが入力されていない状態で更新した場合,PDFファイルの出力先はPDF共通フォルダとなります。
必要に応じて,次の印刷オプションを設定します。
APから出力する印刷データをスプールに登録するタイミングを設定します。
この設定内容は,プリンタ構成ファイル(X3PPINF)の該当項目に反映されます。
- 1ページ毎(0)
1ページ単位でプリンタスプールに登録します。
FAXC/SPOOLと連携したFAX出力の場合は,SEND命令ごとの帳票データの先頭にFAX送信情報が付加され,それぞれが別リクエストとしてFAXキューにスプーリングされます。
PDFファイル出力の場合,印刷ドキュメント名が同じ帳票を連続出力すると,出力のたびにPDFファイルが上書きされ,結果的に,クローズ直前に出力したPDFファイルだけが登録されます。
- アプリケーション毎(1)
プリンタスプールへの登録を,XMAP3のオープンからクローズまでの出力(複数ページ)単位にします。一つのAPで連続して複数ページを印刷するような業務を実行する場合にはこの指定が必要です。
FAXC/SPOOLと連携したFAX出力の場合は,SEND命令からDISABLE命令またはAPの終了までの間に発行されたすべての帳票データがまとめられ,1リクエストとしてFAXキューにスプーリングされます。
PDFファイル出力の場合,1枚目に指定した印刷ドキュメント名のPDFファイルにすべての帳票が格納されます。
PDLスルー(印刷モードが「PDLスルー:LIPS準拠ページプリンタ」,「PDLスルー:ESC/P準拠シリアルインパクトプリンタ」または「日立ESC/P」)での印刷の場合,印刷したページ数分の印刷データが一つのドキュメントとしてプリンタスプールに登録されますが,Windowsのプリンタスプールの「ページ数」には常に「1」が表示されます。
プレプリント帳票を拡張プリンタマネージャ連携で印刷する場合には,この設定は使用できません(1ページ毎(0)を選択してください)。
帳票の用紙サイズを,ドローで定義でした用紙サイズに従うか,Windowsのプリンタ設定値とするかを設定します。
この設定内容は,プリンタ構成ファイル(X3PPINF)の該当項目に反映されます。
- マップ定義優先(0)
Windowsのプリンタのプロパティでの設定値を無効にし,ドローの帳票定義で定義した用紙サイズを優先して印刷します。
- OS設定優先(1)
表示・印刷セットアップの「印刷モード」で,「GDI:ページプリンタ」または「GDI:シリアルインパクトプリンタ」を指定したときに有効になります。ドローで定義した用紙サイズを無効にし,Windowsのプリンタのプロパティの用紙設定を優先して印刷します。
拡張プリンタマネージャのスプールファイルのドキュメント名として,マップ名を登録するかどうかを設定します。拡張プリンタマネージャと連携する場合には,この設定で「物理マップ名で確認する(1)」を選択してください。詳細については,「5.6.1 日立拡張プリンタマネージャとの連携」を参照してください。
この設定内容は,プリンタ構成ファイル(X3PPINF)の該当項目に反映されます。
なお,OLTPサーバ構成では,印刷ドキュメント名は「OpenTP1」固定になります。
- 行わない(0)
APから指定された印刷ドキュメント名を,スプールファイルのドキュメント名とします。APからの印刷ドキュメント名の指定がない場合,「XMAP3」をスプールファイルのドキュメント名とします。
- 物理マップ名で確認する(1)
拡張プリンタマネージャに対して出力するときに「XMAP3△△△FNAM-物理マップ名(8文字)」※をスプールファイルに登録します。物理マップ名は,物理マップファイル名から拡張子(.PMP)を除いた名称です。
なお,この設定によって,拡張プリンタマネージャの用紙交換メッセージにはマップ名称が表示されます。
- 注※
- APから印刷ドキュメント名が指定されている場合,「印刷ドキュメント名△△△FNAM-物理マップ名(8文字)」となります。
APから印刷データがスプールに登録された時点でPCの画面上に印刷中であることを示すダイアログを表示するかどうかを設定します。表示する場合は,チェックボックスをオンにします。
この設定内容は,プリンタ構成ファイル(X3PPINF)の該当項目に反映されます。
なお,OLTPクライアント構成およびJP1/NBQSと連携して運用する場合は,印刷中ダイアログの表示ができませんので,チェックをオフにしてください。
次に,[印刷中]ダイアログに表示される内容と表示に関する注意について説明します。
- [印刷中]ダイアログに表示される内容
- [印刷中]ダイアログでは,プリンタ名,帳票名,ページ数が表示されます。プリンタ名には出力先のプリンタ名,帳票名には物理マップファイル名から拡張子(.PMP)を除いた名称,ページ数には印刷中の帳票のトータル枚数が表示されます。なお,WSサーバホストとPCのC/Sシステム構成の場合,WS側の機能である論理ハードコピーを実行すると,帳票名は「HardCopy」となります。
- [印刷中]ダイアログの表示に関する注意
- [印刷中]ダイアログは,APが日立COBOLの場合は,APが終了またはDISABLE文が発行されるまで,表示されます。
- Windows 98,Windows Me,Windows 2000,Windows XP,Windows Server 2003,またはWindows Server 2003 x64を使用する場合は,OSの仕様によって印刷中ダイアログが最前面に表示されない場合があります。ただし,印刷中ダイアログ表示中には,タスクバーに印刷中ダイアログが表示中であることを示すボタンが表示されますので,そのボタンをクリックすることで,印刷中ダイアログを最前面に表示できます。
- 印刷中ダイアログを表示する設定をした複数の印刷サービスが,同時に起動すると,それぞれの[印刷中]ダイアログが,重なって表示されますので,その場合は,タスクバーのボタンで,切り替えて表示してください。
- XMAP3のスタンドアロン構成で,長時間,印刷ダイアログを表示するAPを実行すると,システムリソースが減少する場合がありますので,ご注意ください。
[プリンタ]タブの[高度な設定]ボタンをクリックすると,[高度な設定:プリンタ]ダイアログが表示されます。
- 抹消線の形状(印刷サービス名.PCDLLN=)
AP実行時の動的変更で,フィールドに印刷されるデータの上に抹消線を重ねることができます。ここでは,抹消線の形状を設定します。ただし,この設定が有効なのは,印刷モードで「GDI:ページプリンタ」,「PDLスルー:LIPS準拠プリンタ」または「PDFファイル出力:網掛け/グラフィック/書式用」を指定した場合だけです。
この設定内容は,表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)の該当項目に反映されます。
- 一重線:抹消線の形状を「-」にします(SINGLE)。
- 二重線:抹消線の形状を「=」にします(DOUBLE)。
- グラフィックデータのモノクロ化(印刷サービス名.PCGRC=)
カラーのグラフィックデータを印刷する方式を指定します。なお,カラーのグラフィックデータをそのままの色で印刷したいときには「プリンタドライバにまかせる」を指定してください。
この設定内容は,表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)の該当項目に反映されます。
- プリンタドライバにまかせる(PRINTER_DRIVER)
カラーのグラフィックデータをそのままプリンタに送り,プリンタドライバに印刷を任せます。印刷モードにGDIを指定している場合だけ指定できます。
- XMAP3がモノクロ化する(THRESHOLDING)
カラーのグラフィックデータをXMAP3が自動的にモノクロ化したあと,プリンタに印刷データとして送ります。
- 印刷用紙サイズ(印刷サービス名.POPASZ=)
印刷モードに「GDI:ページプリンタ」または「PDLスルー:LIPS準拠ページプリンタ」を指定したとき,ドローでのページプリンタ用の帳票定義で給紙サイズに「フリー」を定義した場合に仮定する用紙のサイズを指定します。または,パネル定義文からのマップ生成を実行した場合で,さらにパネル定義文に用紙サイズの指定がなかったときに用いる給紙サイズを指定します。ただし,[表示・印刷セットアップ]ダイアログの[プリンタ]タブの「用紙サイズ」で,「OS設定優先」を指定すると,この指定は無効となります。
この設定内容は,表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)の該当項目に反映されます。
設定できる値は次のとおり11種類ですが,プリンタによっては使用できないサイズがありますので,ハードウェア仕様を確認してから設定してください。標準値は「A4縦(A4P)」です。
指定パラメタ |
用紙のサイズ |
指定パラメタ |
用紙のサイズ |
A3P |
A3縦 |
A3L |
A3横 |
A4P |
A4縦 |
A4L |
A4横 |
A5P |
A5縦 |
A5L |
A5横 |
B4P |
B4縦 |
B4L |
B4横 |
B5P |
B5縦 |
B5L |
B5横 |
DEF |
指定なし
(プリンタ依存) |
- 印刷ページ長(印刷サービス名.POPAGE=)
印刷時,ドローで定義したページ長に従うか,または指定したページ長(連続紙の1ページ当たりの行数)に従うかを設定します。
この設定内容は,表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)の該当項目に反映されます。
- マップ定義に従う(00)
ドローの帳票定義で定義したページ長で印刷します。帳票定義の印刷動作で「改ページしない」を指定した場合は,有効データがある行まで印刷し,それ以降は改行しません。また,「印刷前改ページ」,「印刷後改ページ」の指定があった場合には,帳票定義で指定された行数を連続紙の1ページの長さと仮定して改ページします。
- ページ長を設定する(01~99)
指定したページ長で印刷します。連続紙の1ページ当たりの行数を指定しておきます。行数の指定範囲は01~99で,標準値は66です。
ドローの帳票定義の印刷動作で「改ページしない」を指定した場合は,帳票定義で定義したページ長で印刷します。また,「印刷前改ページ」,「印刷後改ページ」の指定があった場合には,ここで指定した行数を連続紙の1ページの長さとして改ページします。ただし,帳票定義で指定したページ長が,本指定の行数に収まらない場合は,帳票定義が収まる分だけの本指定行数のn倍の行数で改ページします。
ドローの帳票定義で定義した行数が物理的な連続紙の1ページ(ミシン目からミシン目まで)と一致していない場合は,必ずここでの行数を設定してください。
ただし,この設定は印刷モードがESC/Pのときだけ有効になります。
- 注意
- 連続紙を設定してあるプリンタに対して表示・印刷環境ファイルの行間隔(POLNPC)に3/4LPIの行間隔を設定し,64行以上の行数の帳票を印刷すると,改ページ制御が不定になります。
- FAX送信情報の圧縮形式指定(PDLLevel=)
印刷モードに「日立FAXC/SPOOL出力:ページプリンタ」または「日立FAXC/SPOOL出力:シリアルインパクトプリンタ」を指定したとき,FAX出力する場合のデータ圧縮形式を設定します。圧縮形式には,MH方式とMR方式の2種類があります。それぞれの方式の特徴を次に示します。
圧縮形式 |
データ圧縮効率 |
データ復元時の信頼性 |
MH方式 |
△ |
○ |
MR方式 |
○ |
△ |
- (凡例)
- ○:高い。
- △:低い。
この設定内容は,プリンタ構成ファイル(X3PPINF)の該当項目に反映されます。
- FAX送信情報の副走査線密度(PrinterDPI=)
印刷モードに「日立FAXC/SPOOL出力:ページプリンタ」または「日立FAXC/SPOOL出力:シリアルインパクトプリンタ」を指定した場合に,FAX出力するときの副走査線密度を設定します。副走査線密度は帳票データの解像度を示すもので,ファインとノーマルの2種類があります。
これらは,FAX送信モードのファインモード/ノーマルモードに対応します。
副走査線密度 |
FAX送信量 |
印字品質 |
ファイン |
△ |
○ |
ノーマル |
○ |
△ |
- (凡例)
- ○:送信量が少ない/印字品質が高い。
- △:送信量が多い/印字品質が低い。
この設定内容は,プリンタ構成ファイル(X3PPINF)の該当項目に反映されます。
- マージン開始位置(以前のバージョンとの互換オプション)(UseDriverMargin=)
マージン開始位置を設定します。
この設定内容は,プリンタ構成ファイル(X3PPINF)の該当項目に反映されます。
- 用紙の左上(0)
帳票定義および印刷上の基点を,用紙の左上からとします。
- プリンタドライバのマージン値を加算(1)
バージョン02-01以前のXMAP3と同様に,用紙の左上からプリンタドライバのマージン値分加算した個所を帳票定義および印刷上の基点にします。02-01以前に,マージンを指定して定義したページプリンタ用の帳票をGDI印刷していた場合はこの指定をしてください。この指定は,「印刷モード」を「GDI:ページプリンタ」または「GDI:シリアルインパクトプリンタ」を指定したとき有効になります。
- LIPSII+の機能範囲で印刷(以前のバージョンとの互換オプション)(PrintType=)
印刷モードに「PDLスルー:LIPS準拠ページプリンタ」を指定したときに有効となるオプションです。チェックをオンにすると,印刷機能の範囲がLIPSII+で実現できる範囲に限定されます。
この設定内容は,プリンタ構成ファイル(X3PPINF)の該当項目に反映されます。
- PDFファイルの圧縮(印刷サービス名.PCPDCM=)
出力するPDFファイルを圧縮するかどうかを設定します。
- 圧縮する(ON)
出力するPDFファイルを圧縮します(推奨)。
- 圧縮しない(OFF)
出力するPDFファイルを圧縮しません。
この設定内容は,表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)の該当項目に反映されます。
- 改ページ動作(印刷サービス名.PCSPCR=)
印刷モードに「PDLスルー:ESC/P準拠シリアルインパクトプリンタ」,「日立ESC/P(A):用紙吸入量0mmのインサータプリンタ」,または「日立ESC/P(B):用紙吸入量19mmのインサータプリンタ」を選択したときに有効になるオプションです。けい線帳票またはプレプリント帳票を連続紙に印刷するときの,改ページ動作について設定します。
- XMAP3が制御する(SOFT)
帳票作成時に定義した 用紙サイズや,表示・印刷セットアップなどで定義した実行環境の設定に従って,XMAP3が改ページします。
- プリンタにまかせる(HARD)
プリンタが保持する用紙の長さに従って改ページします。
この設定内容は,表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)の該当項目に反映されます。
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