画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド
XMAP3では,ポップアップテキストに表示するメニューデータをAP実行時にファイルから渡すことができます。このファイルをポップアップメニューファイルといいます。ポップアップメニューファイルは,あらかじめ作成して用意しておく必要があります。
ポップアップメニューファイルは,メニュー項目が大量にある場合や,メニューを大分類,小分類にして表示したい場合に使用します。また,ホスト連携機能を利用する場合,PC側にポップアップメニューファイルを持つことで,ホストとPC間で転送するデータ量を減らせます。
作成したメニューファイルの使用を定義できるドローの定義対象とオブジェクトを説明します。
ポップアップメニューファイルは,CSV形式です。
ポップアップメニューファイルは,ユティリティのポップアップメニューエディタで作成してください。ポップアップメニューエディタの詳細は「15.7 ポップアップメニューエディタ」を参照してください。ポップアップメニューエディタ以外のエディタで作成する場合は次に示す規則に従ってください。
ファイルの先頭には保守情報を記述できます。ポップアップメニューエディタでファイルを作成すると,この情報は必ず付加されます。それ以外のエディタで作成する場合,この情報は省略できます。ただし,作成日時などは記述することをお勧めします。
格納するデータはシフトJIS固定です。
保守情報を次に示します。
保守情報に続く行はメニュー情報です。メニュー情報を次に示します。
作成したポップアップメニューファイルは,ポップアップメニューファイル格納用のフォルダに保管します。なお,「XMAP3インストールフォルダ\USER\POPMNU」がポップアップメニューファイル格納用フォルダとして用意されていますので,これを利用できます。
なお,任意のフォルダにポップアップメニューファイルを格納して運用する場合には,AP実行環境の準備として,表示・印刷セットアップ機能の「アプリケーション2」タブで,フォルダのパスを指定してください。
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