画面・帳票の開発環境には，次のコンポーネントがあります。XMAP3製品と提供されるコンポーネントの種類については，「付録A　インストールとアンインストール」を参照してください。

画面・帳票の開発で使用するコンポーネントの機能概要を説明します。

• ドローセットアップ
  ドローを使うために必要な環境を設定する機能です。作成する画面・帳票の属性や運用のターゲットなどの開発環境を設定します。
  
• ドロー
  画面・帳票を作成する機能です。簡単操作で画面・帳票の設計とマップ生成ができます。
  
• テスト支援
  作成した，画面・帳票の表示や印刷をテストする機能です。連続表示・印刷や，遷移シミュレーションができます。
  
• ユティリティ
  環境ファイル操作，マップ生成，マップコンペア，マップファイル操作，セットアップ情報反映，ポップアップメニューエディタ，コンバート，インポート，およびエクスポートの機能があります。製品の種類によって，使用できる機能が異なります。
  
• ヘルプ（開発環境）
  XMAP3の使い方に関するヘルプ機能です。
  
• ドキュメンテーション支援
  作成した画面・帳票を基に，さまざまなドキュメントを出力する機能です。開発中の画面・帳票の確認や保守に利用できます。
  
• Java言語用ツール
  ドローおよびドローセットアップで生成されたC言語用のファイルから，Webアプリケーションに必要なファイル（入力／出力データ用XML文書，定数用XML文書および動的変更用XML文書）を生成する機能です。この機能は，XMAP3/Web for Cosminexusを使用して，XMAP3/Enterprise Editionで開発した画面・帳票をCosminexusのアプリケーションサーバ上で実行させる場合に使用する機能です。
  
• 実行環境
  開発時にテスト表示・印刷をする場合は，実行環境で利用するコンポーネントを使用します。実行時のコンポーネントについては，「1.3.1　画面・帳票の実行に使用するコンポーネント」を参照してください。
  
• APサンプル，定義サンプル
  画面・帳票の定義や，APの開発を簡単に作成するために用意したサンプルデータです。
  
• クリップアート
  画面・帳票に関連するクリップアートを，「XMAP3インストールフォルダ\CLIPART」フォルダに提供しています。また，同じフォルダに，ビューアツールも提供しています。